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case.113「高木刑事、なりきってる…」 ページ18

▼A



その時、千葉刑事が目を覚ました。


千「…え、松田さん!?なんで?ずっと連絡取れなくて行方不明だって…」

エ「行方不明!?」

高「バカっ!千葉っ」


エレニカが高木刑事のカツラとサングラスを剥ぎ取る。


『まずい、』


慌てて下まで降りて、柱の陰に隠れる。


「<なめやがって!>」


男が高木刑事に拳銃を再度突きつけた時、部屋の扉が勢いよく開いた。


目「警察だ!全員そこを動くな!」

「<くそっ!尾行は撒いたはずなのにっ>」


男が高木さんに掴みかかたとき、萩くんが傍にあったカボチャの被り物を男に投げつけた。


「っ!」

『そこまでにしておいたら。みんなが争って一番得するのはプラーミャだよ』

佐「Aさん!萩原さん?!」

白「まさかさっきの映像も君が…、」

『みんなでプラーミャを追ったほうがいいとおもうけど』

エ「っ…<状況が不利だ。撤退する。…私たちは止める、プラーミャの息の根を>」


エレニカが手で合図をすると、突然照明が落ちて辺りは真っ暗になった。


萩「Aちゃんっ」


見失わないように、と、すぐに萩くんに手を握られる。


風「すぐに明かりを用意するんだ!逃がすな!」

「上だ!上!」

「こっちだ!」


風見の指示ですぐに明かりがつけられ、辺りに散らばっていった人たちを警察が追いかける。


佐「高木くん!大丈夫?!」

高「ええ、途中まではマカデミー賞ものの演技だったんですけど…」


萩「Aちゃん、大丈夫?怪我してないっ?」

『してないよ。何もやってないんだから…』

萩「怪我ひとつでもさせたら俺が陣平ちゃんに怒られるから!」

『…』


萩くん、意外と陣平のこと怖いんだ。

千葉刑事を救出し、一同、渋谷警察署へ戻った。


佐「それで、逃走したグループの行方は」

風「全力で追っているが、未だ足取りが掴めてない」

村「式は中止にしよう。みんなの安全が第一だ」

目「プラーミャが君を狙っているのは間違いない。今後、ふたりには警護をつける」

村「よろしく頼む」

ク「! あなた、こんなものがメッセージで」

村「…結婚式は予定通り行うこと、中止の場合、、より多くの犠牲がでることになる」

目「なんだって!」

『…』



case.114「電話かけられるんかい!」→←case.112「明るみになっていく」



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やっち(プロフ) - こんにちは。両方って無いですかね? (2022年10月24日 4時) (レス) @page33 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
降谷の嫁。。(プロフ) - 更新待ってまーす^_^ (2022年9月30日 17時) (レス) id: 972de952e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:妄想たのしい | 作成日時:2022年7月14日 18時

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