殉職したはずの同期がJK満喫してたんだけど！【警察学校組】

case.06「とりあえず遊ばせて」 ページ9

*A




翌日。
昨夜、零とヒロに送ってもらい帰宅したのは午前1時。

JKをそんな時間まで連れ回してあいつら本当に警察か？
中身アラサーですけど。

とりあえずあの後、今度時間が合う時みんなに話す。ということになり
連絡先を交換して別れた。

帰宅1時、色々と準備して眠りについたのは3時。
完全に寝不足だよ…。


『ふぁ…』

蘭「…A、ちゃんと眠れてる？」

『え？うん。昨日はちょっと、色々とあって寝るの遅くなったけど』

蘭「あんまり無理しないでよ？」

『大丈夫だよ。ありがとう』

園「ねぇねぇそれよりさ、明後日の日曜日出かけようよ！」


キタ！JKからの遊びのお誘い！


『行きたい！』

蘭「でもA、バイトは？」

『大丈夫！明後日の日曜日なら丁度お休みだから』

園「なら決まりだね、私洋服見に行きたいんだ」


今度の日曜日、JKちゃんたちとお出かけ。ワクワクです。




あくる日の日曜日、


『は…なんで』

景「ゼロが、」

零「…」


朝っぱらから誰が尋ねて来たのかと思えば…
開口一番に今日のお出かけに着いてくるというのだ。

暇なのか？公安。


零「組織の目がいつどこで光ってるのか分からないからな。護衛だ」

『不要です。東條A、基、クローバーは死にました』

零「用心だ」

『やだよ！それにふたりはもう組織に潜入してんでしょ？ふたりが近くにいる方が組織の人間に気づかれるよ！』

景「もちろん、だから少し離れたところから見張るって感じで」

『えーーーーーーーー』

零「早く着替えろ」

『もう着替えてる』

零「却下」

『なんでアンタに服のこと言われなきゃなんないの』


ズカズカと部屋に入る零。
そしてタンスを漁る。


『お兄さん、仮にもJKの部屋なんですけど。勝手にタンス漁るな』

零「これにしろ」

『えー』


零が渡してきたのはワイドパンツ。


『せっかくJKなんだし、スカート…』

零「これ」

『…』


圧が…。


景「A、ゼロの言うこと聞いてやって」


ヒロはなんでこいつの味方なんだ。





*

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