case.29「心配だよ」 ページ32
*A
PCに向かって数時間…、スマホから送られた最後のメールの復元ができた。
『…!』
ノックはスタウト、アクアビット、リースリング
あなたが気にしていたバーボン、スコッチ、キール
メールはそこで止まって送信されていた。
『まずい…』
急いでそのメールに追記して送信、家を飛び出て電話をかけた。
『赤井さん!零とヒロはっ』
<赤「君の家を出てすぐ別れた」
『どこ行くか聞いてない?』
<赤「なにか分かったのか?」
『例の女性が持ってたスマホから送られたメールにバーボンとスコッチ、キールの名前があった!3人が危ないっ』
<赤「…分かった、任せろ」
『どこにいるか分かるの?私も行く!』
<赤「だが、」
『行く!……助けたいの…お願い、赤井さん』
<赤「…分かった」
『ありがとう』
どこにいたのか数分後、赤井さんが迎えに来た。
『早くない?どこにいたの』
赤「その辺をドライブだ」
この人、あいつら並に怖い。
『どこにいるか分かってるの?』
赤「あぁ、大方の予想はついてる」
車を走らせしばらく…倉庫に着き、赤井さんはライフルを組み立てひとつの倉庫に近づいた。
そこには車が数台、中には零の車もあった。
赤「ジンがいる。気をつけろ」
『っ…』
倉庫の壁には木の板が割れて隙間ができていた。
そこから少し中の様子が見えた。
零「我々にNOCの疑いがかかってるそうですね」
ジ「キュラソーが伝えてきたリストにお前たちの名前があったそうだ」
景「キュラソー…ラムの副審か」
キ「えぇ、情報収集のスペシャリスト」
景「外見の特徴は左右で目の色が違う、オッドアイ」
ウ「素直に吐けば苦しまずに逝かせてやるよ」
零「僕たちを殺さずに拉.致したのは、キュラソーの情報が完璧ではなかったから…違いますか」
ジ「ハッ..さすがだな、バーボン」
ベ「情報を盗んだのはいいけど、警察にみつかり逃げる途中で事故を起こした」
ウ「挙げ句、記憶喪失だとよ」
キ「じゃぁ、キュラソーを奪還してNOCリストを手に入れるべきじゃないの!」
ジ「確かにな。だが…疑わしきは罰する、それが俺のやり方だ」
そう零たちに銃を向ける。
『! 赤井さんっ、零たちが』
赤「焦るな。任せろ」
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しゃぼんだま(プロフ) - もんじゃ焼きさん» ありがとうございます!映画視聴しながらなので聞き取れなかったです。失礼いたしました (2022年5月23日 7時) (レス) id: c5bc469cff (このIDを非表示/違反報告)
もんじゃ焼き(プロフ) - 突然失礼します。35話の赤井さんのセリフですが、アイスコープでは無く暗視スコープだと思います。 (2022年5月23日 5時) (レス) @page37 id: e70718cc0c (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - はじめまして!いつも面白くて読んでます«٩(*´ ꒳ `*)۶» 主人公と松田陣平がくっついたらいいなと思ってます! これからも応援してます! (2022年5月15日 2時) (レス) @page18 id: e074b33c70 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - とても!面白いです!もっとみたいです!続きが気になります!お願いします! (2022年5月11日 19時) (レス) @page13 id: 060d418d69 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2022年5月10日 21時) (レス) @page12 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妄想たのしい | 作成日時:2022年5月8日 19時