俺と恋バナ ページ35
夕方、特服を着て家を出る
行き先は武蔵神社
そう、今日は東卍の集会の日だ
なんでも、ぱーちんのダチとその彼女が“愛美愛主”とかいうヤツらに襲われたらしい
女にまで手ぇ出すようなクソ野郎をこのまま放っておく訳にはいかねぇよな
と思っていると、武蔵神社が見えてきた
階段を上ると・・・
ヒナちゃんの前で正座している、ボッコボコになったタケミっちがいた
どういう状況？
｢すびませんでしだ｣
｢知らないっ！｣
〈他の女の子の下着姿を見るなんてサイテー！〉
あらら、ヒナちゃん行っちゃたよ
「コワー。あんなコいるのによくウチの話に乗ったね｣
〈あの子はヤキモチ焼いてくれるんだ。いいなぁ〉
あー、なるほどね
なんとなく分かったかも
｢お、Aだ。久しぶりー｣
｢Aくんこんばんは・・・｣
『二人ともヤッホー』
『大変そうだねタケミっち』
｢あはは・・・｣
『エマ、どういう経緯でこうなったの？』
｢えーっと・・・｣
『つまり、ドラケンにヤキモチ焼いて欲しくて適当な男に声掛けたら、たまたまその相手がタケミっちでエマの下着姿を見て逃げて行ったと』
｢うん｣
やっぱりそういう事かぁ
『エマ！』
｢ん？｣
『今回は誘ったのがへなちょこタケミっちだったから良かったけど、ヤバイ奴を誘ってたら取り返しの付かない事になってたぞ』
〈へなちょこって・・・〉
〈だってドラケン、ウチのこと全然見てくれないんだもん〉
『そのせいで一生ドラケンと会えなくなってもいいのか？』
〈それは・・・〉
｢ヤダ｣
『だろ？だったら、もっと自分を大切にしなさい！』
｢・・・・・｣
『不安になることもあるだろうけど、エマとドラケンは絶対に上手くいくって俺が保証するから！』
ホント、ドラケンの心の声をエマにも聴かせてやりたいよ
｢・・・うん。分かった！ありがとね｣
｢タケミっちー、終わったか？｣
｢すいません、お待たせしました！｣
｢あ、Aも一緒じゃん｣
『おう。三人で恋バナしてた！』
〈エマの恋バナか・・・気になるけど聞けるワケねぇよな〉
オマエの事を話してたんだよ！という叫びは心の中にしまっておいて
『そろそろ集会始めよーぜ』
｢そーだな｣
｢集まれテメェら！集会始めっぞ！｣
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ラフ(プロフ) - もなかもなかじゃんぼさん» 気に入っていただけて嬉しいです！この設定面白いな〜って自分でも思ってます←作者が受験生なのであまり更新出来ませんが、これからも頑張りますね！ (2021年12月13日 16時) (
レス) id: 90ef24e7fc (このIDを非表示/違反報告)
もなかもなかじゃんぼ - ひいい！更新ありがとうございます！ (2021年12月13日 2時) (レス) @page39 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
もなかもなかじゃんぼ - この設定凄くいいですね。東リベだと特に…面白いです！続き気になりまthu… (2021年11月20日 17時) (レス) @page35 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ラフ(プロフ) - ホントに助かりました。ありがとうございます！これからもリクエスト等ありましたら、気軽にコメントくださいね(*^-^*) (2021年8月25日 16時) (レス) id: 90ef24e7fc (このIDを非表示/違反報告)
うゆ(プロフ) - ラフさん» いえいえ！お役に立てて何よりです、！これからも更新頑張ってください (2021年8月24日 22時) (レス) id: d0edbdc07a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラフ | 作成日時：2021年8月17日 16時
