池袋のクロネコ(二郎Ver.) ページ12
四郎が家から出ていった。
でも、あいつも外には慣れてるし、すぐ帰ってくるだろうとタカをくくっていた。
だけど、夕飯の時間になっても、23時を回っても帰ってくる気配がない。
猫だし、そこまで心配する必要性はないとわかってるけど…
もし、俺がイラついたせいで出て行ったのならとても可哀想なことをしてしまった。
動物は飼い主をよく見ているって言うし、俺の苛立ちを悟って逃げたのかもしれない。
でも、いつもならとうに帰ってきている時間だ。
車に跳ねられていたらどうしよう、攫われて行ったらどうしよう、と最悪の場合が頭をよぎる。
「二郎、少し落ち着け。
四郎なら大丈夫だ。あいつはここら辺のボス猫だぞ?
そうそう居なくなんねぇよ」
『兄ちゃん……うん、そうだよね…』
そうは言うけど、兄ちゃんだって、きっと、心配してる。
……はやく、はやく帰ってきてくれよ……四郎……
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
短くてすみません^^;
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ちあき(プロフ) - 猫派でヒプマイが好きなので、得すぎてやばいです。続きが気になりますが…更新頑張ってください! (2019年3月29日 3時) (レス) id: c428feaf44 (このIDを非表示/違反報告)
あおと(プロフ) - この作品とても面白いのですが、ひとつ気になってしまいました... 。寂雷さんが小さい頃から飼ってる猫って、寂雷さんの年齢的に猫の平均寿命10年くらい越えてますよね(笑) (2019年1月16日 13時) (レス) id: 9daf57d34a (このIDを非表示/違反報告)
もっさん┌(^o^≡^o^)┐(プロフ) - 可愛いです。猫派なので余計やばいです。頑張ってください! (2018年12月10日 18時) (レス) id: fece1989e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花火 | 作成日時:2018年12月3日 23時