池袋のクロネコ(4) ページ11
「落ち着いた?」
『うん、ごめんね茶々…』
「今日はここに居てもいいけど、きっと、四郎のご主人様達は心配してますよ?」
『……そんな事ないと思うよ…絶対嫌われちゃったもん。
誰も、僕の心配なんかしないよ……』
すると、ガラリと扉が開いて幻太郎さんが笑顔で顔を出した。
「茶々、と、そこのおチビさん。
お夕飯の時間ですよ。」
「にゃーん(はーい)」
『……にゃん(はい)』
幻太郎さんが居間への扉を開けて待っていてくれてる。
茶々は嬉しそうに幻太郎さんの元に駆けていく。
そんな茶々を幻太郎さんは優しい笑顔で抱きかかえて頭を撫でる。
いいなぁ……僕も、あんな風に撫でて欲しいなぁ……
一郎、二郎、三郎……みんな、心配してくれてるかな……?
……きっと、してないよね……
明日はみんなの居るあの家に帰ろうと思う……
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ちあき(プロフ) - 猫派でヒプマイが好きなので、得すぎてやばいです。続きが気になりますが…更新頑張ってください! (2019年3月29日 3時) (レス) id: c428feaf44 (このIDを非表示/違反報告)
あおと(プロフ) - この作品とても面白いのですが、ひとつ気になってしまいました... 。寂雷さんが小さい頃から飼ってる猫って、寂雷さんの年齢的に猫の平均寿命10年くらい越えてますよね(笑) (2019年1月16日 13時) (レス) id: 9daf57d34a (このIDを非表示/違反報告)
もっさん┌(^o^≡^o^)┐(プロフ) - 可愛いです。猫派なので余計やばいです。頑張ってください! (2018年12月10日 18時) (レス) id: fece1989e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花火 | 作成日時:2018年12月3日 23時