【MSSP】今僕に必要なもの【ヤンデレ】 (ページ8)

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嫌悪。あろまほっとページ8

嫌だと伝えても貴方は聞いてくれない。

ただそれを示すことが出来るのは

ほんのちょっとした行動だけ。

あ「ねぇどうして食べてくれないの？」

不思議そうな顔でこちらを見る。

ちょっとした反抗。

でも、こうするしかないじゃない。

私は黙り続ける。

あ「ほら、食べて。食べないとﾀﾋんじゃうから」

優しい声であろまは言うんだ。

あぁこんな声に惚れていたっけ。

あ「なんで食べてくれないの。」

悲しそうな、音。

何回も言ったでしょ。

もう嫌だって。

あ「ねぇ、お願い……」

「……じゃあここから出してよ」

我慢出来ない私はそう言う。

あ「……」

黙り続ける、どうして？

生きてて欲しいんだったら出してよ。

そしたら食べてあげるから。

あ「わかった」

「……！」

思ったよりも早かった。

あ「なんて、言うと思った？嫌だよ。
Aは俺のもの。これからもずっと」

予想外の言葉が飛び込んできた、

それと同時に異物感。

＿＿＿＿＿違う、鋭い痛み。

注射だ。

「なっ……」

気づいた頃にはもう遅い。

私の意識は深い深い海の底へ沈んで行った。

あ「俺のところから出るなんて、許さないから」

貴方は抵抗しても無駄なんだとそう思った。

貴方は気づいていなかったのか。

もう数日食事を我慢すれば本当に心配になった
あろまが外へ出してくれることを。

反抗的な態度は彼を煽るだけである。

嗚呼哀れ。

今更気づいたところでもう二度と逃げられない。