【渚カヲル】2

67 ページ27

カヲルsaid




A『帰宅!!』


Aちゃんが元気いっぱいにそう言った


カヲル「ふぅ、今日は少しだけ疲れたね。」

A『でも楽しかった！』

カヲル「そうだね。」


にこっと笑うAちゃん。君が笑うと、僕も嬉しくなってしまうのは何故だろうか、


A『あっ...えーと、、、』


少し顔を赤くしたAちゃん


カヲル「...どうかしたのかい??」


なにかおかしかったのだろうか...?



A『あっ、そうだカヲル君。来週にお母さんのお墓参りに行くんだけど...』

カヲル「...！ そうなのかい？」


そうか、母親。
_____仕組まれた子供達、か。


A『うん、だから留守番頼みたいんだけど...あっ、もちろんカヲル君が出掛けるなら別に良いよ！？』


カヲル「特に来週は予定ないよ、留守番しておくよ。」

A『そっか!...ありがとうカヲル君..!!』



本当は、一緒に来て欲しいって言ってもらいたかった。行きたいって言いたかった。けれど、その言葉は今は飲み込んで




カヲル「どういたしまして、Aちゃん。」



君に微笑んだ

68→←66

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す