第2話 麦わら帽子の男の子 ページ4
外に2人で出てみても何時もの風景
だが何かが違う、そう確信できる
ｾﾞﾅ「なーんにも無いねー。お腹好いたし熊でも捕まえよっか」
お腹を擦りながら歩いていくゼナに小走りで追いかける
周りを見てみるがやはり変わりは無いようだ
気のせいか
ｾﾞﾅ「あ」
隣を歩くゼナがピタリと止まったので僕も止まり、彼の目線を追いかける
その先には木と木の間で見え隠れする麦わら帽子
丁度良い、暇なので驚かしてあげようじゃないか←
ゼナとアイコンタクトをとり気配を消しながらちかずく
耳にかけていた前髪をおとしながら男の子の背後へ...
貴「バァァァァ!!」
?「ぎゃゃゃゃゃややや!!!」
いないいないばぁ形式で驚かしたら予想を遥かに超えた驚きを見せてくれた
麦わら帽子を抑え踞っている。近くには狩りで使うのか?鉄パイプが落ちている
だが、男の子の顔が一瞬見えたのだ。叫んでいるとき...
貴「ぷっ...あっはははははは!」
笑いを抑えられずお腹を抑えて笑いだした僕を、顔をあげ怯えたように見てくる男の子
この子の驚いた顔は、もう傑作だった。お陰で笑いすぎて目尻に涙が浮かんでくる
?「おい!ルフィ、何があった?!」
?「エース此方だ!」
男の子の声で友達と見える少年らが走ってくる気配がする
此はヤバい、この状況を見たら誰でも勘違いするだろう。僕は男の子に指輪が淡く光っている
右手を差し出す
貴「驚いた?ふふふ、ゴメンね」
謝罪を述べる僕を敵ではないと認識したのか、僕の手を掴む
男の子を引っ張り立ち上がらせた時、丁度草むらから男の子が2人出てきた
一人は、ゴーグルのついた少し大きめのシルクハットを被ったいかにも紳士的な少年
もう一人は、タンクトップを来た眼力で人を殺せそうな目付きの悪さの青年←
その二人はルフィ君?を見て安心したのも束の間、僕を見て戦闘体勢に入る
鉄パイプで殴られるの?僕...嫌なんですけど
そんな二人にルフィ君は僕が敵じゃない事を伝えてくれる
多分この子は心が綺麗なんだな、いきなり驚かしてきた僕を守ってくれる所を見ると嘘が下手そうだ
ルフィ君の言葉でシルクハットの少年は警戒体制を解くが、タンクトップの青年は僕の背中にある
刀を警戒している
いや、僕いきなり切りにいったりしないよ。そんな野蛮じゃない
まぁ喧嘩を売られたらとことん買いますけど
ﾙﾌｨ「お前幽霊か?」
...どうしよう、そう言えば貞子状態だった
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雪華 - こちらこそすいませんでした。最新頑張って下さいね。 (2018年10月16日 16時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
アルリカ - ご免なさい、自分そう言うの書けなくて (2018年10月16日 10時) (レス) id: c68b163240 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ワンピース×ゲゲゲ鬼の鬼太郎のトイレの花子さんとの恋愛短編集を作ってよろしいですか?花子さんが麦わら一味で設定で。ゲゲゲ鬼太郎のトイレの花子さんが知らないなら検索してね。 (2018年10月16日 8時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜瑠璃嘩 | 作成日時：2018年10月15日 20時
