キス魔カレシ【バディファイト】

放課後の日差し ページ9

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「気を付け、礼!!さようなら!!」



「「さよーならー。」」




うちのクラスはHRが長い。


隣のクラスは早いから、琉菜がドアの近くで待っている。



タスクは午後の仕事が多いから居ないけど。





「A、今日帰れる？」



「あーごめんチカ。
やる事があるから、ごめんね。」



「分かった。じゃあねっ!!」



「うん。バイバーイ。
琉菜にも伝えといて。」





私は学級委員長だから、
教室に残って忘れ物の確認したり、黒板を消したり。



日誌とか付けたり、机と椅子をちゃんと並ばせたり。



色々とやる事がある。




でも今日は愛原さん達に言われたのが大きいかな。





「あっ!!未門さん、入って.....良いかな？」



「あ、うん。どうぞ。」




ちゃんと有無を聞くなんて、
愛原さん礼儀正しい。





「あのねっ、お話なんだけど。
その.....えっと.....」



「どうしたの？」



「ほら!!頑張りなって!!」





伊勢崎さんが愛原さんの背中を擦って落ち着かせる。




どうしたんだろ.....






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