朝の日常と恋人≪2≫ ページ4
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「行ってきまーす。」
「姉ちゃん行ってらっしゃーい!!」
「行ってらっしゃい。」
「うぉおっ!!姉ちゃん待ってくれよ!!」
「嫌だよ。
ギリギリまで遊んでた人とは一緒に行きませーん。」
必死にご飯を掻き込んでいる牙王を後目に、
ハナとお祖母ちゃんとお父さんに見送られる私。
学校の準備もしてなくて、ご飯よりそっちを優先させろと言われた牙王は、
テンパりながら準備して、気づけばもう行く時間だったと言う訳で。
「おはようA。」
「あ.....おはよ、タスク。」
挨拶するのは、
私の大好きな彼氏で。
頬におでこに髪に手の甲に、
タスクはキスを落とす。
「っちょっと待って!!此処じゃダメだからっ!!」
家の前は絶対ダメ!!
ご近所さんに見られる。
「えー?
じゃあ此処じゃなければ良いの?」
「そーいう意味じゃないっ!!」
ごめんごめんって謝る気は全く無いような声を聞かずに、学校に向かう私の体。
「ん.....?」
「ごめんね、ちょっと場所は考えるよ。」
うんって返事する代わりに、ぎゅっと握り返す。
後ろにあの二人が居るとは気付かずに。
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月歌(プロフ) - 杏樹さん» お願いします! (2015年3月29日 21時) (レス) id: 7c222c5201 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - 月歌さん» よし。じゃあ作ってくる。 (2015年3月29日 21時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - あ、いいよっ! (2015年3月29日 21時) (レス) id: 7c222c5201 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - 月歌さん» 思い付いたんだけどさっ、斬夜とタスクが、ドンドン夢主に惹かれてくって言うのはどう?オチはアンケートとるって言うので。 (2015年3月29日 21時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - 杏樹さん» OK!お願いしまぁす! (2015年3月29日 21時) (レス) id: 7c222c5201 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天羽杏樹 | 作者ホームページ:http://uranai.
作成日時:2015年3月29日 14時