キス魔カレシ【バディファイト】

バディとの出会い ページ17

？side




「お前もそろそろバディを組んだらどうだ。黄金の神聖竜マスタードラゴン。」



「私は無理にバディを組もうとは思いません。白銀の鋼鉄竜アイアンドラゴン。
それに貴方だってバディはいないじゃありませんか。」



「私は誰かと馴れ合うつもりは無いのだ。
誰にも指図されん。」



「ほぉ.....」



「ところで何を見ているのだ？」



「世界に光輝なる希望の前例をもたらす.....第二のJanne Da Arc(ジャンヌ・ダルク)の姿。」



「お前が人間に興味を持つなんていつぶりだろうな。
さて、その娘の名は何と言う？」



「..........未門A。あのジャックナイフ・ドラゴンとバディを組む龍炎寺タスクの恋人とか.....とても興味深いわ。」




泉にはワタクシの姿とアイアンドラゴン、
そして娘の姿が写っている。




「お前の様な小娘に何が出来る?!切るぞ!!」



『つっ..........』




傷つけられた娘の頬。流れる血は鮮やかに光る。





「娘よ.....お前の勇姿を見せてみよ。」





ワタクシはそなたの眠る能力に興味がある。




『.....楽しい？』



「は.....？何が楽しいってんだよ!!」



『人を傷付ける為に、デンジャーＷのモンスターまで利用して。沢山の人に危害を及ぼして楽しい？』



「あぁ、楽しいね。着飾った女共が苦痛に顔を歪めるのは見ていて愉快だよ!!」



『女.....ね。なら言わせてもらう。









お前の様なクズが喚いてるのが一番笑えんだよ!!」





驚きと共に、ワタクシの身体は動いていた。






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