#第一章…新たな命#4 ページ6
***
「あっ!ミサキさん!」
『くぐるちゃん…それに皆、久し振り。』
「1分遅刻ですわ。
あれほど遅れるなと伝えましたのに…」
「仕方無いでしょ?
ミサキの事だからナンパされてたんじゃない?」
『ご名答です、先輩。
アイスコーヒーをお願い。』
「かっ、畏まりました…!!!」
「相変わらずだねー。」
カフェテリアに入り、鈴羽達を見付けたAをくぐるがいち早く気付く。Aは鈴羽らに手を振りながら近付き、久し振りの挨拶を楽しんだ。
一方Aの注文を聞きに来た店員は、「大人気モデルに会えた」と言う事に驚きを隠せていなかった。
そんな店員を笑いながら見送って、Aらは会話を楽しんだ。
「やっぱり、どこもかしこもミサキさんですね。
最新のドラマも視聴率が過去最高記録って言われてますもんね。」
『本当…休む暇も無いわ。
来週もパリでファッションショーの仕事が入ってるから、当分休めないんですもの。』
流石に友達と言えど、有名人がここに居ると言う事実に変わりはないので、鈴羽らは外では「ミサキ」と呼んでいる。
「天野鈴コンツェルン主催のパーティーにも呼びましたのに、人が多すぎて会えませんでしたわ。」
『あぁ…、あれね。
私も鈴羽を探したんだけど…次の仕事が入ってたから長居は出来なくてね。』
注文したアイスコーヒーをストローで口の中へ導いた。先程からとてつもなく喉が渇いていたのだ、流石にお昼時のバスなので、交通手段として沢山の人が利用していた。
「あら…、ミサキそれだけで良いの?」
『最近食事が喉を通らなくて…』
「それは良くありませんわよ!?
モデルだからと言って、軽減ばかりしていては身体に悪いですわ!!」
『まぁ、分かっては居るのだけれど…』
「……タスク先輩との事、ですか、ね……?」
「そうかもしれないねー。」
***
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ハルカ - 杏ちゃん、タスクと主人公たちが、幸せに暮らすお話になるように、頑張ってね(*^^*)応援してるよ(*^^*) (2015年5月5日 12時) (レス) id: e020a9b5b3 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - セブンさん» ありがとーっっ!!!頑張るよ! (2015年5月4日 22時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
セブン - おおぅ怖ぇ…。空音怖ぇ…(・д・||)なんちゅー女だ……。おぉ怖い怖い。話ズレたけど、杏ちゃんガンバ!!!!!!応援しまくるにゃ!!ファイトーッ!!!!! (2015年5月4日 22時) (レス) id: 2b8c9a42df (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - おんぷ♪さん» ありがとうございますっっ!!そう言われると嬉しいですっ!!! (2015年5月4日 21時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ♪(プロフ) - とても面白いです!続きが楽しみです! (2015年5月4日 21時) (レス) id: 53b2ef5718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天羽杏樹 | 作者ホームページ:http://uranai.
作成日時:2015年4月26日 10時