#第四章…想い貫く#6 ページ26
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「…えっと、美人さんの事で何か知らないかーって話だよね?」
「ああ…、
何か知らないかな?」
「うーん…」
顎に手を当てたり、ボール型のコアガジェットを指先で回したりする風音。知らないはずは無いのだが、この事は口外しない、とAの目の前で誓ったのだから、言えないのだ。
くぐるも((言わないで…))と目で伝えながら、必死に演技する。
一方何も知らないパル子はタコ助から降りて共に首を傾げる。その片手には携帯が握られていた。
「うーん…。
ここじゃ難だし、どっか行かない?
あ、学校サボってキャッスルにしよ!
行くよね?」
「さ、流石に学校をサボるのはまずいんじゃ…」
風音の提案に、首を傾げるタスクら。くぐるは風音の意図かわ読めず、もしかしたらバラそうとしているのでは…?と考えていた。
「((風音ちゃん…何を話すつもり?
もしかしてA先輩の妊娠の事!?
それを言ってしまったら、Aがわざわざ引退までした意味が無くなるじゃない…!?
どうしよう…誤魔化そうにも、勘の鋭い人ばかりだし…。
ああダメ!!絶対にダメっ!))」
そんなくぐるの想いも虚しく、タスクらはキャッスルへと向かったのであった。
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ハルカ - 杏ちゃん、タスクと主人公たちが、幸せに暮らすお話になるように、頑張ってね(*^^*)応援してるよ(*^^*) (2015年5月5日 12時) (レス) id: e020a9b5b3 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - セブンさん» ありがとーっっ!!!頑張るよ! (2015年5月4日 22時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
セブン - おおぅ怖ぇ…。空音怖ぇ…(・д・||)なんちゅー女だ……。おぉ怖い怖い。話ズレたけど、杏ちゃんガンバ!!!!!!応援しまくるにゃ!!ファイトーッ!!!!! (2015年5月4日 22時) (レス) id: 2b8c9a42df (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - おんぷ♪さん» ありがとうございますっっ!!そう言われると嬉しいですっ!!! (2015年5月4日 21時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ♪(プロフ) - とても面白いです!続きが楽しみです! (2015年5月4日 21時) (レス) id: 53b2ef5718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天羽杏樹 | 作者ホームページ:http://uranai.
作成日時:2015年4月26日 10時