未来へ繋がる物語 - 龍炎寺タスク -

＃第三章…愛の場所 ページ15

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「おータスクチャンじゃねーか。」



「山崎ダビデ…」



「フルネームはやめろって言ってるだろー?」





一方のダビデはあの後、Aと別れてキャッスルまで来ていた。ダビデがバスに乗っていた目的は、かつて戦った牙王らや元ディザスターのメンバーとカードを片手に駄弁る為だった。
そして今、一番話題になりそうな人影を見つけまたしてもニヒルな笑みを浮かべる。






「そーいやさっき、Aチャンに会ったぜ。」



「………っ!」



「ますます綺麗になっちゃってて俺様ビックリしちったわ(笑)
　あの様子じゃナンパは絶えないんだろうなー?」



「僕には関係無いだろう。
　牙王君、爆君の所へ行こうか。」



「おいおいタスクチャン、それはひでーだろ〜。
　俺様タスクチャンに会えるの楽しみにしてたんだぜ〜?」





タスクの肩に手を置き、ニヤニヤと笑うダビデ。タスクは苦虫を噛んだような表情でダビデから顔を逸らす。







「そういえばAチャン、スッゲー顔色悪かったなぁ?」






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