55話 ページ7
「新聞師団です!脅威のスピードでランクUP!前代未聞の一年で5ランク!入間くん、ルキナさん!ぜひ写真を!!」
「握手!」
沢山の悪魔が押し寄せてくる
それはもう凄い迫力で…
『…すごい目立ってるね、入間……』
「うぅ…」
その後、握手や写真やらで3時間帰れなかった
ーーーーーーーー
『……ただい…
「おかえりなさぁぁぁぁ!!」
家に帰り自室のドアを開けるとノウブルが涙やらなんやらでグチャグチャになった顔を私のお腹あたりに勢いよくうずめてガラガラの声で喋りだす
「うぅあ!御主人様ぁ…もも申し訳ありませえうえ!!学校に助けに行こうとしたんです!ですがこの家の留守番を任された私がこの家から離れて良いものかと悩んでいたら………うぅすみませんん!!」
『気にしないで…何ともないから……はい、ハンカチ』
「おおお優しい限りです…」
私より二周りも大きいのに
本当の小動物にみえてくるほどか弱いもののように感じる
『……ご飯、作らないと……』
「あっはい…どうぞ!」
やっと離してくれた
今日はお父さんが帰ってくる日だし
早めに作って置かないと……
そうしてキッチンに向うと
………そこでは、知らない女の人が家の棚をあさっていた
『……誰…ですか』
「ん?あんた子供?あ、えっとね……その……そう!お母さんがね、持ってきてほしいものがあるって………」
そうゆう女性の手には通帳が握られていた
推理系は得意じゃ無いけど
これは分かりやすい
だって……
『………返してください』
「は?!だからあんたのお母さんが…
『母は…いないんです!!出ていって下さい…!』
思わず怒鳴った
それでも引かない女性は
「な、何よ!子供のくせして大人に指図するの?行っとくけどそんなんでビビったりする程間抜けじゃないわ、怪我したくなかったらお部屋で遊んでなさい…………うわ、こんなんしかないの?すっくないわね」
『…警察に行きましょう…』
私は女性に思いっきり抱きついた
そしてやってきたのは交番の前
ここはよく、道で拾った1円とか100円とかを届けにくる所で……
「おや、ルキナちゃん、また1円……じゃ無いね」
「ちょっと!!離しなさいよ!!」
『……不法侵入、窃盗、名誉毀損です』
「ちょ…ご、ごめんね、お姉さん謝るから…」
「もう遅いぞ、ルキナちゃんありがとね、ほら、付いてこい」
手に持っている通帳と
女性の態度から
本当に泥棒だと信じてくれたみたい
私は安心して
大切に通帳を握りながら
家に帰えると……
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由 - 終わっ・・・おお・・・終わったああああああ⁉︎ まあ違う作品でも頑張ってください❗️ (2022年2月5日 17時) (レス) @page41 id: ca60f6a2c9 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - (カルエゴ視点)を入れる場所間違えてカルエゴ先生カルエゴえちえちな格好してるみたいになってしまった許してくれカルエゴ推しの皆さん (2020年7月6日 7時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - こんちわー。元気してますか?体調崩しやすい時期なんで気お付けなくちゃですね。 (2020年6月18日 17時) (レス) id: 8cd34875f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - (´・ω・`)さん» 何ともお優しい… (2020年6月10日 13時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - 大丈夫ですけど、疲れますよね。でもその疲れから体調不良になってしまったりするので、あまり疲れてない暇なときとかに投稿してくれると。私はいつまでも待ってるんで。 (2020年6月9日 7時) (レス) id: 8cd34875f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミミ | 作成日時:2020年5月11日 7時