52話(カルエゴと夢主視点） ページ4
(カルエゴ視点)
普通の悪魔ならそのまま通り過ぎるのが当たり前だ
しかし……
『大丈夫ですか…？』
「むっ!!………こ、ここ、これは…かたじけない…!」
ルキナはすぐにしゃがみこみ
その男に大丈夫か問う
男は若干カタコトで顔が赤い
『膝が……』
「あ、い、いや……!これしきなんてこと……」
そんな言葉はお構いなしに
ルキナは傷の所にヒールの魔術をかける
『これで………大丈夫ですかね……ふふ……』
「ファ?!………で、ででででは、こ、こちはこれで……!」
そう言って男は足早にさっていく
……笑った
こいつが笑うのを見たのは初めてではない
だが…………
何か違う
ルキナの表情に違いはないはずだ
しかし…………
はぁ……
何も分からない
実際、アブノーマルクラス全員につけている生徒ノートにも
それ程書けることが無い
『………先生…?』
「……な、なんだ」
『いえ………先程から、思いつめた顔を……してたので……』
顔にでていたか…
どうも調子が狂ってしまうな…
そして、ふと時計を見る
時計の針は、師団表彰式準備に行かなくてはならない数字を指していた
……もうこんなに時が経ったのか
『………お仕事、戻られて下さい………私も師団の方がありますのから…』
察されてしまった
気を遣わせたのだろうな
「ああ、そうさせてもらう、しっかり残りの時間も参加するように」
『…はい』
そう言ってルキナは消えてしまう
きっと師団の所だろう
俺も早く講堂に行かなくては……
ーーーーーーー
(夢主視点)
師団の所までテレポートして
花火を打ち上げるまでの数分間、暇を持て余してた
久しぶりだったな…魔芋けんぴなんて食べたのは
母の作ってくれたものなんて、もう何年も食べていなくて味なんて忘れた
でも……この世で一番美味しいものだったのは覚えてる
『楽しかったなぁ……』
「何が?」
突然後ろから声がしてとっさに振り向いた
……なんだ、入間か……
『いや………さっき…』
「さっき?」
先生と披露巡りをしていたなんて言っていいのかな
話したことがしれたらなんて言われるんだろう………
『……………誰にも言わないで…ほしい』
「?うん…分かった」
『さっき……先生に連れられて、一緒に披露巡りに行ってたんだ………』
「…………え?」
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由 - 終わっ・・・おお・・・終わったああああああ⁉︎ まあ違う作品でも頑張ってください❗️ (2022年2月5日 17時) (
レス) @page41 id: ca60f6a2c9 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - (カルエゴ視点）を入れる場所間違えてカルエゴ先生カルエゴえちえちな格好してるみたいになってしまった許してくれカルエゴ推しの皆さん (2020年7月6日 7時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - こんちわー。元気してますか？体調崩しやすい時期なんで気お付けなくちゃですね。 (2020年6月18日 17時) (レス) id: 8cd34875f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - (´・ω・`)さん» 何ともお優しい… (2020年6月10日 13時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - 大丈夫ですけど、疲れますよね。でもその疲れから体調不良になってしまったりするので、あまり疲れてない暇なときとかに投稿してくれると。私はいつまでも待ってるんで。 (2020年6月9日 7時) (レス) id: 8cd34875f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ | 作成日時：2020年5月11日 7時
