75話（アスモデウス視点） ページ30
(アスモデウス視点)
今日もルイに会えなかった
あの姿故に何処かで何か手荒な真似でもされていないかソワソワして仕方がない
冷や汗が止まらん………
おっと、
私とした事が…
教室にハンカチを忘れた
早く取りに行って早く帰るとしよう
そうでもしないと気が気でない
私はフラクタルで静かにかつ早く教室に向かった
するとどうだろうか
何やら話し声が聞こえてくる
聞き慣れた声だ
……!
ルイの声がする
これは話せるチャンス!
と、勢いよく扉を開けた先には
ルイを抱きしめるサブノックがいた
……は?なぜ…お前っ…は?
当然のようにパニックを起こす
しかし、次第に困惑は怒りへと変わっていく
「っ……貴様!ルイに何をしている!!今すぐ離せ、でなければ力ずくで…………?」
サブノックの表情を見て、炎を引っ込める
その顔は先程の私と同じように困惑の顔であった
「アスモデウスか……こ、これはどうしたらいいのだ…?」
そう言って差し出してきたのは
サブノックの腕だけに寄っかかりダラーんとしたルイだった
目を開けていなかったので、最初は驚いたが
よく見れば息がある
寝ているだけか……
しかしこのままではいけないと思い
保健室まで運んだ
私達はルイが寝ている端にある小さな丸椅子に腰掛けた
そして…
「何故こうなったのだ?」
ずっと気になっていた事をうち開ける
「……ルキナは、性格が変わっても無理をしていた、それはもう思い詰めたような表情でな、己は相談に乗ろうとしたまでなんだか……」
「なんだか?」
「何故か感極まってかなり強く抱きしめてまった…」
「お前の馬鹿力でか?!」
「うむ……すまん」
「すまんで済むか、骨でも折ったらどうする?!」
全く加減のわからん奴め…
………
しかしおかしくないか?
何処で感極まって抱きしめてしまうような所があった?
普通に相談に乗ればそんなことには…
…は………
いや…そんな筈はない
今までそんな素振り見たことがないし聞いたこともない
しかし……
聞いてみるか?
……確認だ、確認して、そうじゃ無ければ丸く収まる
「お前、ルイの事を好いているのか?」
聞いてしまった
「……?…そう……なのか?」
「いや私に聞くな」
「……己にはよく分からんが、ルキナと居ると顔が熱いのだ、どうしたら良いものか…」
「………」
は？
そこまで気付いておいて「よく分からんが」?
ふざけるのも……大概にしろ
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由 - 終わっ・・・おお・・・終わったああああああ⁉︎ まあ違う作品でも頑張ってください❗️ (2022年2月5日 17時) (
レス) @page41 id: ca60f6a2c9 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - (カルエゴ視点）を入れる場所間違えてカルエゴ先生カルエゴえちえちな格好してるみたいになってしまった許してくれカルエゴ推しの皆さん (2020年7月6日 7時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - こんちわー。元気してますか？体調崩しやすい時期なんで気お付けなくちゃですね。 (2020年6月18日 17時) (レス) id: 8cd34875f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - (´・ω・`)さん» 何ともお優しい… (2020年6月10日 13時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - 大丈夫ですけど、疲れますよね。でもその疲れから体調不良になってしまったりするので、あまり疲れてない暇なときとかに投稿してくれると。私はいつまでも待ってるんで。 (2020年6月9日 7時) (レス) id: 8cd34875f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミ | 作成日時：2020年5月11日 7時
