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太智「なんだこいつ…?!こいつも七つの大罪か?!」
舜太「そうやで…!しかも、めっちゃ強い…!」
勇斗「……」
西の都で出会った七つの大罪の一つ、プライド。
彼と直接戦ったことがあるのは、舜太と勇斗だけだ。
その時は結局プライドには逃げられ、その真の実力は未だ未知数。
柔太朗「だろうな…。こいつ、他の七つの大罪とは雰囲気がまるで違う…」
プライド「ふん…。お前たちのような半人前以下のような奴らが、あの魔王を倒し、他の大罪のほとんどを打ち倒したというのか」
仁人「残るはお前と、スロースのみ!ここでお前を倒す!!」
仁人は腰の聖剣を勢いよく鞘から抜き出した。
プライド「なんと
プライドは鋭い眼光で勇者達をにらみつける。
仁人「皆!力を貸してくれ!!」
仁人の持つ聖剣に、七つの煌きが集まり、鉄の剣から、光輝く聖剣へとその姿を変える。
仁人「ゆくぞ!!チェストォオ!!」
聖剣の刀身が長く伸び、そのひと振りで上空のプライドまで煌きの斬撃が走る。
しかし、プライドはその剣を見切ったように無駄のない動きで斬撃をかわした。
仁人「なんだと?!くそ…!」
柔太朗「俺が撃ち落としてやる…!」
柔太朗は態勢を整えると、氷の弓矢を作り出し、プライドめがけて矢を放つ。
しかし、氷の矢は黒いオーラに吹き飛ばされ、空中で砕け散った。
太智「それならこれだ!ソルティダイチャージ!!」
今度は、太智の体から青い雷が放たれ、プライドを打ち抜く。
しかし、打ち抜いたと思われた太智の雷も、黒いオーラに阻まれ、プライドの体に触れることはなかった。
舜太「勇斗君!!また俺のボレーシュートをあいつまで届けて!」
勇斗「え…?あ、あぁ…!わかった…!」
舜太「行くで!!君のハートに!!ボレーシュート!!!」
舜太は炎の球を勢いよく打ち上げ、その球に勇斗は酸素を加えていく。
炎の球は勢いよく燃え上がり、その球速を速めていく。
プライド「何度も同じ手は食わん」
弾丸のような速さの炎の球も、プライドの放つ黒いオーラによって一瞬で掻き消されてしまった。
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作者名:milkssss | 作成日時:2019年10月7日 16時