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さっきまでは、肌着一枚でも過ごせるぐらい快適な気温だった。
しかし、今は上着を羽織っても凍えそうなぐらいに底冷えする。
それは、水で塗れた地面が一瞬で凍り付くほどだ。
蟒蛇「水が凍り付いた…?!」
次の瞬間、蟒蛇は自分の体がバラバラに切り刻まれるのが見え、息絶えた。
締め上げられていた舜太の体も同時に自由になり、地面に倒れこむ。
舜太「げほっ!ごほ!!」
鎌鼬「な、何だ?!蟒蛇がやられた?!」
琉弥「い、今のは…まさか…」
「はぁ…。寝心地の悪い悲鳴だ…。うるさくて、おちおち寝てもいられないな…」
そして、旅館の崩れた瓦礫を押し倒し、白い冷気と共に白銀のローブが顔を出した。
舜太「じゅ…」
琉弥「じゅ…」
舜太・琉弥「柔様ぁあああ!!!」
柔太朗「今日の俺、何点?」
舜太・琉弥「100てぇえええん!!」
柔太朗は自身の手に持った氷の剣の切先に付いた蟒蛇の血を、華麗に振り落とした。
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作者名:milkssss | 作成日時:2019年9月23日 19時