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シリマル「ピピピピ！！」
琉弥の頭の上で大人しくしていたシリマルは、突然奇妙な音を発すると、ピョンピョンと跳ねて琉弥の頭から飛び降りた。
琉弥「うわっ！どうしたんだよシリマル！」
シリマルは奇妙な音を出し続ける。
その時、一際高い建物の屋上で、何やら爆発音が響いた。
仁人「なんだ？！」
音のしたほうを見上げると、煙の立ち上る屋上に、三人の人影が見える。
舜太「なんかあったんかな？」
勇斗「行ってみよう！」
仁人「あぁ！」
仁人たちは音のした建物へ向かう。
しかし、シリマルはそれとは反対方向へ跳ねていく。
琉弥「シリマル、どこいくんだよ！」
勇斗「琉弥！まずはこっちだ！」
勇斗は琉弥の手を引っ張った。
琉弥「シ、シリマル！」
シリマルは建物の角を曲がり、見えなくなってしまった。
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作者名：milkssss | 作成日時：2019年8月5日 16時
