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大食いの男の首筋に怪しく浮かび上がる"罪"の文字。
男は一心不乱に皿の上の食材を口に入れる。
舜太「でも、あのおっちゃんはこの村の人やで?俺の家のはす向かいに住んではる」
勇斗「仕方ねえな…。俺の力で気絶してもらおう」
そう言うと、勇斗は男の周囲の酸素をコントロールし始めた。
男は食べていた手を止め、持っていた箸を落とす。
やがて男は、呼吸困難に陥り気絶してしまった。
店主「ちょ、ちょっとあんたら!一体何したんや?!」
丁度そこへ来た店主が、慌てて叫び声をあげていた。
舜太「いや違うんよ!多分この人食べ過ぎたんちゃうかな?!ちょっと外で看病してくるわ!!」
仁人「お代はこの人が代わりに立て替えておくんで!」
勇斗「えっ?!お、俺?!」
仁人「一番年上だろ…?頼んだ、勇斗お兄ちゃんっ」
舜太「ありがとう、勇斗お兄ちゃんっ」
そう言うと、仁人と舜太は男を抱えて外へ出ていってしまった。
勇斗「ちょ、ちょっと待てよ!」
店主「お客さん、お代」
勇斗「あ、あはは…はぁ…」
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作者名:milkssss | 作成日時:2019年8月5日 16時