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仁人「私たちが…攻撃するのを怠けた、だと…?」

琉弥「何それ?!俺、怠けたつもりなんてないのに…!」

瑞生「きっとあいつの能力だ…」

琉弥「じゃ、じゃあ俺達、怠けて技が出せなくなって、攻撃できないってこと?!」

スロース「そうなるかなー…。まぁどーでもいいんだけどー…」

仁人「瑞生の封印は?!」

瑞生「残念ながら…できないみたいだ…」

茜色の水晶玉を掲げるが、何の反応もない。

仁人「まずい…」

こちらからは攻撃できないとすると、打つ手がない。
しかも、向こうからは自由に攻撃ができるのだ。

瑞生「ここは一旦退くのも手だよ、リーダー」

仁人「そうだな…」

スロース「あれー…?キメ顔で追いかけてきたのにー、逃げちゃうのー…?」

仁人「勇斗や舜太と合流しよう…」

瑞生「そうだね…」

スロース「いやー…、ここまできたらー…そうはさせないかもねー…」

スロースはそう言うと、不気味に笑い、姿が見えなくなっていく。

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作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:milkssss | 作成日時:2019年8月5日 16時

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