あんたが主人公でも、私も主役になってやる【ハイキュー】

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Aside





いつの間にか、3人で遊びに行くという予定がたてられた



嫌とかそういうことじゃなくて



私なんかと遊んで楽しいものなのか、という疑問





｢ナイス、岩泉！｣

｢おう！｣






3試合目は、京谷さんが試合に出場



代わりに国見がベンチに下がっていた




2試合目とは違って、青城がおしている






｢なんか及川さん、いつもと違う｣

｢え？｣

｢なんかいつもより集中してる感じ｣






同じチームだから、わかるのか


私は全く気づかなかったのに






｢Aさ｣

｢なに？｣





タオルを畳みながら、耳を傾ける





｢本当にちゃんと影山たちと仲直りしたってことでいいんだよね？｣

｢……まあ｣

｢それ、他の人たちにも言っときなよ
心配してたから｣

｢え？｣

｢及川さんとか、Aにあんな態度とってるけど大事に思ってるからさ
この間も『本当にちゃんと仲直りできてるのかな』って言ってたから｣

｢……わかった｣

｢……？
どうかした？｣

｢……別に｣






なぜか、『大事に思ってる』というワードが自分の中で思った以上に響いて



心の中が熱くなってるのを感じた

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