あんたが主人公でも、私も主役になってやる【ハイキュー】

23主役 ページ25

｢ありがとな、A
助かった｣

｢いえ、大したことじゃないので｣





青城の人達を体育館に案内し、私はまた準備をしようとしたところを澤村先輩に呼び止められた





｢これ、一応今日の流れ書いてあるから見といてくれ｣

｢わかりました｣

｢それと……｣

｢……？
どうかしましたか？｣

｢本当に頼みにくいんだが、いいか？｣

｢いいですけど……｣

｢今日だけ青城の方のマネージャーやってくれないか？！｣

｢え？｣

｢烏野には、3人マネージャーいるだろ？
だけど青城には1人もいないからな……
向こうの方は大丈夫だって言ってるんだが、こっちは申し込んだ側だしそれなりにな？｣







澤村先輩の言いたいことはだいたい理解できた



それでも……






｢私で大丈夫ですか？｣





そっちの方が心配だった


私への印象＝烏野の印象になってもおかしくない



例えば1人素行が悪い人がいると、あそこの学校は不良が多いって言われるのと同じ



本当に私で大丈夫なのか心配になった






｢Aは、青城の人達とも仲良いって聞いたからな｣

｢そうですかね……｣

｢本当にすまん！！
頼んだ！！｣

｢わかりました｣






まあ、頑張らないと

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