あんたが主人公でも、私も主役になってやる【ハイキュー】

3主役 ページ3

「相変わらずの……」



相変わらず人が多い売店



売り切れになるほどの人数じゃないけど


いなくなるまで待っていたら、かなり時間がとられるだろう





「あれ？
Aも売店？」

「山口……！
ってことは……」





人ごみから、長身の月島の姿が見えた




「人多すぎ……」

「お昼の時間の売店だし……」

「Aは、今から買うとこ？」

「まぁ……」

「こんな人多い時間だと大変だね……
俺ら、結構先に来たから普通に買えたけど……」

「しょうがない
並んでくるよ」

「A」

「なに？」

「これ」

「は？」

「一個余分に買ったから、あげる」

「え？」

「それじゃ」

「え、ちょ……！？」





そのまま、月島は歩いていき



それを追いかけるかの様に山口は月島の元へ






「もらっていいんだよね、これ……」




なんで、余分な分を買ったか疑問に思いながら教室に戻った

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