102* あなたの眠る顔 ページ2
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あの休日
お昼すぎにラウールと合流して、夜はSixTONESのみんなとご飯に行った日
目が覚めたら自分のベッドの上で、隣には見慣れた顔があった
なんで、と
やばい、が頭に浮かんだ
服を着ていた自分に心の底から安堵した
やらかしてなかった、と
何年経っても変わらないその眠る顔が、どうしても愛おしく思えてしまって
閉まっておこうと決めた思いが溢れそうになる
可愛い、なんて言ったらきっとあなたは顔を顰めるだろうけど、
大切な人へ向ける可愛いは最上級の愛だと思う
二日酔いでズキズキする頭を抑えながら起き上がり、ベッドを降りた
まだ眠るあなたに布団を掛け直して
久しぶりに朝ごはんでも作ろうかと
キッチンに向かいふたり分の朝食作りの準備に手をつけた
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「え?!」
ご飯が炊ける、数分前に
寝室から声が聞こえた
ガチャ
「おはよ」
『おはよう』
目黒「起きたら隣、いなくてビビった」
『先に目覚めちゃったから、ご飯作ろうと思って』
目黒「マジ?Aのご飯久しぶりだ」
『そう?』
蓮くんは笑って、嬉しいと零した
『昨日はありがとう
後から合流したの?』
目黒「いや、俺は深澤くんと飯行ってて
そろそろお開きにするかって話してたらストから深澤くんに連絡きた」
『あ〜そうだったんだ
全く記憶ない……』
朝のニュース番組に耳を傾けながら、この家で誰かと食事するのは久しぶりだなと
会話と似つかないことを考える
目黒「正直樹くんとかに何もされてなくてよかった」
『樹くんはそんな事しないって分かってるでしょ?』
目黒「でも心配した」
『ごめんね?』
目黒「今度は飲む時俺誘ってね」
少し不貞腐れながら、そういう彼はやっぱり可愛い
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廉しょり@爆発物処理班 - おそらく話の途中のコメントでは? (2019年12月28日 9時) (レス) id: 0a53d9968d (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 多分なんですが、お話の最後に個人のコメントを書くことをやめて欲しいのかと思います!! (2019年12月27日 18時) (レス) id: 1b60a2d7db (このIDを非表示/違反報告)
名無し67308号(プロフ) - 主様のコメントとても嬉しいのですが突然現実を見てしまう感じで、出来れば控えて欲しいです (2019年12月27日 2時) (レス) id: 18dbf22a33 (このIDを非表示/違反報告)
Mikirange(プロフ) - 受験お疲れ様でした(^^)そして合格おめでとうございます! (2019年12月20日 7時) (レス) id: eda74efe16 (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - 合格おめでとうございます!いつも更新楽しみにしています (2019年12月20日 3時) (レス) id: ea78c55946 (このIDを非表示/違反報告)
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