雪の降る蒼空 (ページ6)

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. Hikaru side

今日はA以外のメンバーで仕事があって、終わったのが結構遅めの時間だった

深澤｢A今日何してんのかなー｣

宮舘｢別件ってなんだろうね｣

Aを娘のように可愛がっているふっかは、今日何回それ聞いた？ってくらい同じ質問をしていて

メンバーも面倒くさくなったのか舘さん以外応えなくなった

深澤｢Aで癒されたい会いたい｣

佐久間｢可愛いもんね｣

阿部｢やっぱAがいるかいないかで空気が違うよね笑｣

帰るよーと、マネージャーから声が掛かり、それぞれが荷物を持って移動車に向かっていると

渡辺｢あれ、Aから電話来たんだけど｣

仕事の確認じゃない？と舘が言い、グループメールに送ったのじゃ分からなかったかな、と電話に出た翔太

気にせずほかのメンバーは移動車に乗り、翔太が来るのを待っていると

渡辺｢え、なに？どういうこと？｣

外から聞こえる翔太の少し焦ったような声に、全員が一斉に顔を上げた

岩本｢なに？Aなんだって？｣

渡辺｢なんかどうすればいいか分からないってずっと言ってんだけど｣

宮舘｢なんかあったんだよ｣

翔太も車内に入り、電話をスピーカーにして全員で聞く

深澤｢A？どうした？｣

［ふっか？あのね、SixTONESさんが…］

岩本｢待ってお前今どこいんの？めっちゃ声響いてるけど｣

［え、トイレ］

佐久間｢トイレからかけてんの？どんな状況？｣

深澤｢ストがどうした？｣

［用事終わりに帰ろうと思ったらSixTONESさんと会って、なんかご飯屋さん連れてかれて］

渡辺｢え！？ストと飯食ってんの？｣

［いや、まだ食べてないけど度数高いお酒とかどんどん頼んでて…さすがに断れないなって］

岩本｢分かった、俺ら丁度移動車乗ったから合流するわ｣

阿部｢弱いんだから絶対お酒飲んじゃダメだよ？｣

［分かった］

今までほとんど絡んでこなかったSixTONESと1人の時にこういう状況になったから、どうすれば良いのか分かんなくなったんだろうな

岩本｢アイツらAを誘いたがってたからな～｣

渡辺｢Aのこと過保護にし過ぎってよく言われるんだよね｣

まぁ過保護にしちゃうのはしょうがないじゃん？

俺らの可愛い妹を危険な場所に出すようなことしたくないし

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