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深夜0時のおめでとう 2 ページ8

『よこーさん?』





色々思い浮かべてたら、ミツの心配そうな声が聞こえた





「あ、ごめんごめん。楽しそうだなって思って。」

『……ん。毎日楽しいよ。横尾さんのおかげ。』

「え?何、突然(笑)」

『突然じゃないよ。いつも思ってんだ。』

「ミツ…」

『俺だけじゃない。太輔も…他の4人も思ってる。』

「…」

『いつも俺らの事、見守ってくれてありがとね。』





やばい…

俺、泣きそうだ…





『俺ら皆、横尾さんの事大好きだから…いつも感謝してるし、今日から始まる32歳の横尾さんに幸せがいっぱい訪れる事を願ってる。』

「うん。」

『最後になっちゃったけど(笑)、お誕生日おめでとう、横尾さん。』

「んふふ。ありがとう。」

『わた、おめでとう!大好きだよ!』

「ありがと、太輔!俺も大好きだよ」

『んふふ。太輔、めっちゃ喜んでるよ。』

「太輔にもよろしく伝えてね。」

『うん。遅くにごめんね。おやすみ。』

「おやすみ。」





また明日ね、って切れたスマホをしばらく見てた





≪ごめん、師匠!フライングした!≫





電話中に来てたニカからのメッセージにふと笑いが漏れる





「幸せだなぁ…」





呟くと嬉しさに湧きたった胸が、段々と穏やかな温かさに満たされていった





俺の32歳も、皆と一緒だから、きっと幸せな1年になるよ





ありがとなぁ…





スマホを握って、メンバーの名前を呟きながら眠りに落ちた夢の中

6人に囲まれて幸せそうに笑う自分がいた







2018.5.16


一日遅れでごめんなさい。
渉くん、お誕生日おめでとう。

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作者名:MISA | 作成日時:2018年3月2日 10時

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