僕の彼女

お正月！ ページ19

「「明けましておめでとうございます。」」





年末年始

今年もがっつり歌い治めと歌い始めをさせて貰って、久々の休みに入る





「昨年はおせわになりました。」

「こちらこそお世話になりました。」





ここんとこ仕事が立て込んでて、こうしてのんびりと過ごす時間、無かったかも…





「今年もよろしくお願いします。」

「よろしくお願いしますっ！」

「今年も頑張りましょう。」

「うす。」

「ひろ、今年の目標は？」

「んー、1年健康で、」

「うん。」





去年はツアー中に、結構体調やばかったからなぁ…

もう皆に心配かけるような事はしたくない





「皆で笑って過ごしたい。」

「そうだね。」

「グループと7人各々の飛躍を目指して、今年も色んなチャレンジを。」

「ひろは今年映画もあるしね〜。」

「だな。新しい番組も始まるし、気合い入れないとな！」

「んふふ。じゃあその為に、今はゆっくり休みましょう。」





年々、俺の体調の事で太輔に心配かける事が多くなってる

「休める時はちゃんと休んで」って言ってくれる太輔に、今は思いきり甘えよう





「ひろ、お雑煮食べる？」

「食べる〜」

「おせちもあるよ。」

「それも食う〜」





温かいこたつに入って、太輔とテレビを見ながら飲んだり食べたり…





「太輔、みかん食うか？」

「貰おうかな。」

「……ん―――っ！これすっぱいっ！」

「え？俺の甘いよ？」

「マジか。それよこせ。」

「え、ヤダよ。」

「交換、交換。お前、交換すんの好きだろ！」

「それはやだ。」

「ほら、あーんしてやるから。」

「今はいいーっ！」





こたつがガタガタ動くくらい二人でイチャイチャしてやった

これ、母ちゃんがいたら絶対怒られるやつ(笑)





「ふわぁ、暴れたら眠たくなった…」

「あはは。子供かよ！」

「太輔〜」

「いいよ、お昼寝する？」

「ん。太輔も…」

「じゃあ、腕枕どうぞ。」





2人でこたつに潜り込んで、温もりと太輔の匂いに包まれる…





「幸せ…」

「んふふ。」

「こたつ…酒…おせち…みかん…」

「最高のお正月だね。」

「太輔も…いる…」

「んふふ。おやすみ。」





ゆっくりと撫でられる髪

気持ちいい…





太輔の腕の中で見た初夢

7人でドームのステージの上

大きなこたつに足突っ込んで、みかん食ってた(笑)





さて、2019年

どんな1年になりますかね

太輔がいれば…

7人が集まれば

きっと幸せに違いない





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