この度、海軍本部中将を辞めまして～season 5～ (ページ6)

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爆発ページ6

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彼女が見た未来は、

少しずつカタチを変えながらも

現実となった。

混乱。

ビック・マムの暗殺失敗。

そして、ファイヤタンク海賊団、麦わらの一味、ジェルマ66――…は最大の危機に直面していた

『籠城か…』

「どうなるんだ？」

『……さあ。でもきっと、大丈夫ですよ』

「？」

彼女は微笑んでいる

未来が見えると言っても、遙か先まで見えるわけではない

かと言って、この状況が急変するとも思えない

「……変な子」

「変？どこがネン」

「あなたのことじゃない」

「冷たい！傷ついたネン！！」

「全員城から出てこいィイ！！」

ビック・マムが正気に戻った。

「お茶会も結婚式もメチャクチャにした彼らを、ビック・マム海賊団は絶対に許さない
この城が壊れてしまえば、袋のネズミ…」

その時、ベッジが人間の姿に戻り、ジェルマ、シーザーが現れた

そして―――…

「"象(エレファント)"」
　「"牛すね肉(クロッス)"」
「"銃(ガン)"！」
　「"ストライク"！」

麦わらと黒足も

戦いは加速する一方―――…

「…」ｷｮﾛｷｮﾛ

「その［玉手箱］どうする気？ル・フェルド」

「うぉ！！スチューシー見てたのか！」

ｶﾞﾗ…

「あ。…ああ〜！」ﾄﾞｯｼ～ﾝ

『社長、何でコソコソするんですか！』ｺｿｯ

「しっ！［玉手箱］の中身をスクープするんだよ！」ｺｿｯ

ﾄﾞｽｯ――…！

『！？…あれは"指銃"！？』

「［玉手箱］は我々"世界政府"が頂くわ
おバカさん♡勿論、罪はあなたに被ってもらうけど」

『"世界政府"！？』

「そういう記事にしてくれるんでしょ？」

『え』

「バレてたか」

『待って下さい！スチューシーさんってまさか』

ｽﾞﾙｯ

「ん！？」「あっ」『え？』

「あああぁぁ〜〜っ！」

『っ！？？…爆発！？どうして！？』

「爆発！？何の話を」

ﾄﾞｯｶ～ﾝ

「え」

ｽﾞｽﾞｽﾞ…

「これ…そういうこと(・・・・・・)！？」

『［玉手箱］を貰ったのって確か…』

ホールケーキアイランドが傾く

「ビック・ニュース！これはビック・ニュース！」

「あなた自分の命は？」

「そうだ！おれ飛べねェ！」

『ﾋﾟ――！！リベルっ！社長を！』

「ｼﾞｮ〜！」

「助かった！「ｼﾞｮ！」A、この後はどうなる！」

『ビック・マム海賊団は皆さん無事でしょう
麦わら達も上手く逃げます！でも…』

「どうしたのAちゃん」

『リンリンさんの様子が―――…！』

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