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三月「その借金を返すのと自分の生計を立てる為に

こんな危なっかしいバイトをしてたってわけか…」




『…重いよな。ごめん』




三月「よし、いい事思いついた

借金も全額返済できてなおかつ

お前の生活も保障される唯一の方法」



『…え?』



三月「俺に雇われろ」



『は?』



三月「だから、俺に雇われて」



『意味がわからないんですけど』



三月「だから、俺ん家で家政婦して」



『家政婦?』



三月「そう、住み込みで。

そしたら余計な出費もないし家賃も払わずに済む

小遣い程度にはなるけど給料も払う

借金は全部肩代わりして返済しとく」



『…でも』


三月「絶対俺の手なんて借りたくないとか

思ってるんだろ。ここのバイトしてるよりか

はるかに安全だし学校にバレても説明がつく

こんな割のいい仕事ないぞ?」



その後も説得され、

私は染谷三月の家政婦を引き受けた。




これから待ち受ける波乱を知らぬまま___

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作者名:みらい。 | 作成日時:2019年3月4日 10時

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