弱いのに。{緑} (ページ25)

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どうして 6 ページ25

虫「.....で、何があったか。説明できる？」

最初に口を開いたのは虫さんだった。

と「別に思い出したくないんやったら今すぐじゃなくてもいいし、な？」

ちゃんと精神面を考えてくれるとし君。

し「でも、俺ら的には話してくれると....嬉しい、かな。もちろん無理しなくていいけど」

正直な意見を言ってくれるしばゆー。

ゆ「僕らはみくが帰ってきたときにいなかったから.....ごめんね」

どこまでも優しいゆめまる。

り「......。」
て「.......。」

何か考えてるのか、口を開かない2人。

こんな彼らを見ていると

何だかいつもの彼らじゃないような気がして

それを私が無くしてしまったような気がして

・

『ごめんなさい』

.

という言葉が、つい口から漏れてしまう。

と「え、何でみくが謝るん!?みくはなんも悪いことしとらんよ？」

『違う、本当に、全部私が悪いから』

り「....そうやって全部1人で抱え込むの、やめてよ」

虫「ちょっとりょう君言い方」

り「....っ、ごめん。」

この空気を断ち切るためにも、私は何があったかみんなに話すことにした。

『まず、買い物終わって帰路に着いたときなんだけど＿＿＿＿