弱いのよ。{緑}

さよなら猫、ハローてつや。 ページ9

A婆は思う。




今の時代は便利じゃな。と。


○witterで有名人とも繋がれて

○INEで簡単に連絡できて

マップ使えば家までの道のりも分かるんじゃ。


本当に、スマホなるものは便利じゃ、と。






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まぁ、今みたいな充電切れてる場合は例外だけど。




どうするよ〜‥。

家からはそんな離れてないとは思うけどなぁ‥。

いや、ほんとに離れてないのか...?それすら怪しいぞ



‥てゆうかあちぃ、日は出てないのにあちぃ。

夏の蒸し暑さは日が沈んでから、なんてよく言うけど

その通りなのかもしれない。



周りに建物が多いおかげで ここら辺よく声響くし


とりあえずなんか叫んだら来るかな、来るよね。


思い立ったらすぐにやれ、だわ。








‥せーーーのっ





スゥッ……



『エンダぁぁぁぁぁぁぁあイヤぁぁぁぁぁぁぁっ』


........




届いたかな。。届いたよね。



こんだけ叫べばね。



にしてもちょっと今我ながらいいビブラートかかったな、こりゃスカウトマン来ちゃうな、



ほら現にこうして

ザッザッザッザッ‥って足音するもん。



スカウトマンだもんね、人間のはずだもんね、幽霊じゃないよね、大丈夫大丈夫



むしろこの声に釣られる幽霊ってどんなんよ、笑

と余裕ふかして笑ってみるも



ふと先日の心霊番組の



【後ろを振り返るとそこには‥怨みのこもった女の顔が！】



というナレーションを思い出す。



なぜ思い出した私。


鳥肌ヤベェぞ。顔なんてコレもう涙が汗かわかんねぇぞ。


7割涙だぞ。




ガッッッッックブルだぞ。

幽霊と同レベルな恐怖。→←猫を追ってどこまでも。

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