弱いのよ。{緑}

たまには、いいやん。 ページ18

と「なんかさー」

『おんー』

と「お家デートってさー」

『何すればいーのかわかんねー？』

と「そー」


俺お手製のチャーハンを口に運びながら話す、

いかにもカップルの様な会話。(だと俺は思いたい)



と「俺らって普段何しとるっけ」


『えーそう言われてみると分からん、遊園地デート？』

と「には何気一回も行ってないな」

『あー確かに』

と「仕事が仕事だしなあー。まだ少し反対派いるんだろ？」

『いるよー。あんま気にしとらんけど』

と「youtuberである以前に俺ら一般人だからなぁ。文句言われても。」

『ほんとそうだよね〜。まぁいざとなればとしみつ守ってくれるんでしょ？』

と「考えとくわw」

『死○ねw』

と「‥えっ」

『嘘だよw』

と「生きる。」

『時間差な？」


その後は、チャーハンの話が続いた。


我ながら今回のチャーハンは美味いと思う。

パラっとしつつふなっとしている。ん、それってどういう事だ？

まぁ実に美味だった。




ご飯の後は、普通のカップルならソファでいちゃいちゃしたり

映画を見たりするのかもしれないが、俺たちにそんな概念はあるはずもなく。

お家デートの意味もクソもない、てつやの家に行くことにした。


ちなみに俺は、俺以外の男と2人きりでいなければ、そこまで嫉妬はしないほうだ。


てつやに、【Aと今から行く】、とだけ入れて家を後にした。

てつやの小話。→←たまには、ね。

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