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第百二十八話 ページ42
Aside
ガタン！
大きな音がして目が覚める。
え…？
寝覚めが超絶悪い。
死ぬほど眠いんだけど。
ってか、さっきの音何？
ここ、一応お隣さんまで自転車で行くようなド田舎なんですけど。
とりあえず着替えて自室を出るけど、特に変わったことはない。
あ、新聞…
「……ひっ！」
思わず自屋に逃げ帰った。
な、んで…
棚から手袋を取り出し、そっとはめる。
ポストの中に入っていた『あるもの』をつまみあげて、家の中に入った。
「これ…印刷かな？」
姑息な手段を使いやがる。
思わず舌打ちをしそうになるのを耐えた。
メールといい電話といい、なんでこんなにはっきりとしないんだ。
メモ用紙に今日の日付を書いて、ポストに入っていたものと一緒にクリアファイルに入れた。
『ずっとみてるよ？』
ラッキーメンバー
雨乃こさめくん
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