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そっとワタルに近づく。
｢わたぅ、らーじょーぶ。わたぅ、ちゅよーよ｣
もし俺がタイスケみたいに、見守りの術とかかけられたら･･･
ワタルには自信が持てる術をかけていただろう。
まぁ、魔力ゼロの子猫には何もできませんがね。
でもさ、いつものみんながいれば大丈夫だよ。
｢チャーマ様、何とかなるような気がしてきました。仲間の力を信じれば何とかなるでしょう｣
｢わたぅ、ちゅよーの！！｣
｢そうですね、私もそれなりに強いですから｣
そう微笑んで頭を撫でてくれるワタルは、とても優しくて。
そしてその瞳からは、絶対に相手を倒すと、そんな意思を感じた。
｢ワタル、ちょっとまずいことになってる｣
突如として現れた黄色い魔方陣の中からユウタが出てくる。
｢何がです？｣
｢どうやら契約者の狙いはこの世界ではなく、この国のようなんだ｣
｢この国･･･ですか？｣
｢この国に恨みを持つ人間･･･ってことだろうな、諸悪の根源は｣
この国は恨みを持たれるような国なのだろうか？
タイスケもタイスケの親父さんも、悪い人じゃない。
でもやっぱり国を治めていくということは、みんながみんな満足する、納得のいくことばかりじゃないってことで。
多少なりとも反感を買うこともあるだろう。
でも！！
それでも召喚獣の竜を操ってまで、晴らしたい恨みなんてあるんだろうか？
｢おい、タイスケいるか？俺の魔道具が召喚獣の竜を感知した｣
緑色と水色の魔法陣からニカとケントが出現する。
『みんな、今すぐ広間へ』
タイスケの声が頭の中で聞こえると同時に、瞬間移動かのように広間にいた。
え、なにコレ？
これも魔法かなにか？
移動魔法ってやつですか？
俺もっとしっかり体験したかったんですけど！
辺りを見渡して固まる。
待って、ねぇ、待って！
これはなんですかね？
兵士ですか？騎士ですか？
騎士団ですか？
俺が知ってる騎士団は、字が違う方の騎士団ですよ。
リーゼントがかっこよく決まってる、歌って踊る方ですよ？
｢俺んとこ来ないか？｣
いや、ごめんなさい。
現実逃避しました。
こんなの見た事ないもん！！
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WHITE(プロフ) - puuさん» puuさん☆気がつくのが遅くなってしまいすみません^^;また読んで頂いてありがとうございます。忙しくてなかなか書くことが出来ず･･･なにか書けたらとは思っているのですが･･･。是非またチャーマ可愛がって読んでくださいね♪ (2020年6月22日 1時) (
レス) id: 8d206232cd (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - また最初から最後まで読み返しました！本当に面白いしコメディな所も好きだし、きっとまた読みにくるなwそして何回も読んでるのに評価してなかったw今ポチっとしました！本当にこの作品を生み出してくださった作者様に感謝です！また番外編等あれば待ってます！！ (2020年5月24日 19時) (レス) id: b36113747c (このIDを非表示/違反報告)
WHITE(プロフ) - puuさん» puuさん☆また読んで頂いてありがとうございます(*^^*)続きは検討中なのですが、出し切った感もあるので悩みどころです。でも連載が終わっても読んで頂けている事実が嬉しすぎて！ありがとうございます♪ (2019年4月21日 7時) (レス) id: 8d206232cd (このIDを非表示/違反報告)
WHITE(プロフ) - 莉奈さん» 莉奈さん☆初めまして、コメントに1ヶ月も気が付かず大変申し訳ありませんでした。あの回を書きたいがために、ずっとこの作品を書いてきたので(笑)そう言って頂けて嬉しいです。コメントありがとうございましたm(*_ _)m (2019年4月21日 7時) (レス) id: 8d206232cd (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - チャーマ恋しさにまた最初から最後まで読んでしまいました〜！本当に何度読んでも面白い！！またこのお話が読みたいですv (2019年4月9日 2時) (レス) id: 1bdd339e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：WHITE
| 作成日時：2018年6月24日 22時
