122話 廊下を走るのはやめたまえ!! ページ25
―教室―
俺は電気の席に座り、鋭児郎に勉強を教えていた。
『それがこういう意味だから・・・』
切島「・・・」ジー
『これにあてはめると・・・』
切島「・・・」ジー
なんか視線が痛い・・・
『・・・鋭児郎?俺の顔よりも教科書を見てほしいんだけどな』
切島「っ!?悪ぃ!!//」
『俺の顔になにかついてた?』
切島「いや、違う//」
無意識に変な顔してたとか!?
まさかね・・・
『朝だと集中出来ないよな・・・一旦ここまでにして続きは放課後やろうか』
切島「す、すまねぇ//」
『気にすんなって!!』ニッ
切島「・・・名前」
『ん?』
切島「今日一緒に帰らないか?」
『俺はそのつもりでいたけど』
切島「そ、そうか!!良かった//」
ガラガラ.....
すると教室の扉が勢いよく開いた。
轟「はぁ・・・はぁ・・・名前・・・遅くなった」
少し遅れて天哉も入ってきた。
飯田「あれだけ廊下を走るなと言ったのに・・・」
なんで焦凍息切れしてるの・・・?
『走ってきたのか?』
轟「俺も・・・教えてもらいてぇからな」
切島「お前は頭いいだろうが!!」
『俺が焦凍に教えることは何もないと思うんだけど』
轟「じゃあ近くで見てるだけでいい」
切島「・・・なんだよそれ」
飯田「勉強熱心なのはいいことだが」
切島「・・・」
『鋭児郎?』
切島「っ!?どうした!?」
『ぼーっとしてたから・・・大丈夫?』
切島「あぁ、大丈夫だ!!放課後俺の部屋でいいか?」
『いいよ』
轟「俺も行く」
切島「はぁ!?ダメに決まってんだろ」
轟「じゃあ1階でやれ」
『焦凍はそんなに勉強したいんだな』
飯田「喧嘩は良くないぞ!!勉強なら俺が教えよう」
切島「教えてもらえよ」
轟「いや、いい」
飯田「・・・」シュン
『鋭児郎は部屋の方が集中できるもんな?だから部屋でいいよ』
切島「ありがとな//」
轟「・・・」ムスッ
飯田「ほら席につきたまえ!」
ガラガラ.....
上鳴「あれ!?切島早くね!?」
切島「名前に勉強教えてもらってたからな」
上鳴「はぁ!?ずりぃ!!俺も誘えよ」
瀬呂「お前は寝坊するから誘わなかったんだろw」
切島「あぁ」
上鳴「即答すんな!!」
『電気は明日ね』ナデ
上鳴「お、おう!!・・・約束な!!//」ニッ
切島「・・・」イラッ
瀬呂「顔やべーってww」
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ルーナ(プロフ) - とても面白いです!男主で愛されが大好きです!続きがが気になります!更新待ってます!頑張ってください!! (11月5日 0時) (レス) id: 02f6ea63a3 (このIDを非表示/違反報告)
れーめん(プロフ) - ミルクっちさん» 不定期更新ですが、まだ読んでくれている方がいることに感動です(TT) ありがとうございます! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 5e8db42950 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクっち - 続きとても気になります!更新待ってます(^-^)v (2020年3月24日 21時) (レス) id: 5899dfbe8c (このIDを非表示/違反報告)
36HR - とても面白かったです!更新頑張ってください!応援しています! (2019年12月3日 0時) (レス) id: d9d37c1fd4 (このIDを非表示/違反報告)
れーめん(プロフ) - 半分ニートガールさん» 初コメありがとうございます(TT) もっともっとモテさせていこうと思ってます!!読んでくださる方がいるだけで頑張れます!!ありがとうございます!!!!! (2019年5月18日 12時) (レス) id: dc7a4f1ac5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーめん | 作成日時:2019年5月15日 18時