可愛さ Lv.9 ページ10
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__次の日
私はいつも通りに学校に向かった
校門をくぐって靴箱まで行くとクラスメイトや後輩、先生までにも声をかけられる
まあ、私が可愛いから仕方ないんだけどね?
いわゆる、私がこの学校のマドンナ的存在である
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリの花…
『…ほんっと、罪だよねぇ…』
教室の前の扉に立ち一呼吸置いてそんなことを呟くと友達から声をかけられた
「Aっ!おっはよ♪」
彼女の名前は
彼女は有名なお菓子メーカーのご令嬢
オマケにお父様がフランス人だそうでいわゆるハーフで顔立ちはとても整っている
綺麗なブロンドヘアに綺麗な青い瞳
性格は優しく凛としている
おちゃめな一面もある
私はすごく美音が大好きだ
そんな美音も私と同じくらい人気がある
だが、決定的に違うのはその他の人たちへの態度である
私は、可愛さを自覚している。
それを出し惜しみしようとも思わないしだからと言って高嶺の花にもなりたくない
フレンドリーに。
言わば私は『人気者』になりたいのだ
だが、美音は違う
クラスメイト 「あ、鈴木さんおはよう♪」
『おはよう♪』
クラスメイト 「あ、立花さんも…おはよ」
美音「…は?あぁ、挨拶?
私、そーゆーの言いから早く席着けば?」
クラスメイト「ご、ごめんなさい…」
『うっわ、でた。
美音の女王様対応』
美音「私、馴れ合いとか嫌いだし?
あ、Aとは馴れ合いだなんて思ってないからね?」
ニコッと私の方を向いてそう言った美音は私の後ろの席に座った
しばらく美音とお喋りしていると私の隣の席から音が聞こえた
『あ、』
三郎「なんだよ、あ、って。
こっちみんなブス。」
『また、ブスって言ったな友達0人間が』
美音「Aは可愛いよー?」
『ありがと美音っ♪』
三郎「おい、立花。
Aを甘やかすな。
ますますゆるい頭がゆるくなるぞ。」
美音「あら、山田くんもAの事甘やかしてみる?
懐かれるかもよ…?」
クスッと笑う美音に「んなっ、べ、別にいい…」とそっぽを向き席に座った
美音「あー、楽しー♪」
『ん?なにが?』
美音「んふふー、Aにはなーいしょっ♪
…ね?三郎くん♪」
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175(プロフ) - 夢華さん» 確認しました、本当ですね!教えてくださりありがとうございます!修正しましたので大丈夫かと思われます。 (2019年2月11日 18時) (レス) id: 551587ef7d (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - Lv.27の帝統のセリフ名前に()付いてないのか、名前変換されていませんでしたよー! (2019年2月11日 17時) (レス) id: ceff9b5b24 (このIDを非表示/違反報告)
175(プロフ) - 夢花 (仮垢)さん» 夢主の名前のミスでは無いかと思います。もしも、違うシーンでしたらお手数おかけしますが教えて下さると嬉しいです。 (2019年1月9日 21時) (レス) id: 551587ef7d (このIDを非表示/違反報告)
175(プロフ) - 夢花 (仮垢)さん» ご指摘ありがとうございます!!三郎くんのセリフ間違い、辻褄合わせは自分でも見つけられて直したのですが、左馬刻登場シーンでの夢主の名前ミス、見つけりれませんでした。「もし、銃兎がそう名前を呼ぶと」の所でしたらそこは銃兎が左馬刻を呼んだ描写なので (2019年1月9日 21時) (レス) id: 551587ef7d (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - 可愛さ Lv.36の同級生が話してる会話同士の辻褄が合ってないのと、所々誤字があったり、左馬刻が初出演した(?)時に、夢主ちゃんの名前が「名前」から変更されていなかったりしています。もう一度見直しお願いします。 (2019年1月9日 5時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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