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ページ20

「…………すみません、うちのヒョンが」

『いえ…あの、大丈夫なんでしょうか』





病院に行くまでもなく、ひとまず落ち着いて今は医務室でマネージャーさんが付き添ってるらしい。


「…………大丈夫かな」

『私なんかより見に行かれたほうがいいんじゃ…』





なぜか、防弾少年団の全員に囲まれている私。
あの後、呼び止められてこうして控室に連れてこられた。








「…………Aさん、ですよね」

『はい』

「…少し、話を聞いてもらってもいいですか?」







彼らには、もう1人メンバーがいたこと。

その人は、すごく愛されていたこと。

ソクジンさんと同い年でみんな、仲が良かったこと。






____私と似ているのは、名前だけじゃないこと。





「ふとした際の仕草がとても、似ているんです」




リーダーのナムジュンさんが、そう話してくれた。







「…………あなたを見た時、夢でも見ているのかと思いました。




Aさん、…………今日は来てくださってありがとうございます」






みんなの見つめる視線が優しくて、

思わずまた涙が溢れそうになったのは。






きっと、私にはわからない。

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作者名:つばき。 | 作成日時:2020年5月27日 12時

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