44話 ページ45
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『…さ、坂田さん』
さ「大丈夫？」
小声で話しかける坂田さんのおかげで
触られる手が離れた
『…大丈夫です』
さ「震えてるやん」
『…』
.
ギュッ
『っ！？』
さ「今だけ、このままでもえぇか？
降りるまで」
心配そうに見つめる坂田さんに何も言えず
私は頭を縦に振った
初めて彼以外の胸の中
彼とは違う香りに包まれて、
ゆっくりと降りるエレベーターは
一番下の階に着いた
さ「大丈夫？怖かったやろ？」
『…もう大丈夫。ほんとにありがとう』
さ「あいつにまた何かされたらすぐ言って、
飛んでくから」
『ふふっ、ありがとう』
思わず笑みがこぼれる
坂田さん優しいね
今日そればっかり思ってる
さ「今日のこと俺からまふに言っとこうか？」
『ううん、心配させたくないかな』
さ「そっか、、じゃあはよ帰ろ」
坂田さんが歩きだし、
私も着いていきながら会社を出た
.
ま「おそーーーい！A！
ってあれ？さかたん！！！」
彼の家のドアを開けた後の坂田さんは
さっきまでの表情がなくなっていた
いつもの無邪気な顔で
彼に絡まれる坂田さんを見て
こんな坂田さんだから
たくさんの人に好かれているんだろうな、と
心の中で思った
――――――――
坂田さんの優しさが溢れる話を書きたくて
衝動で書いてしまった…( .. )
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優華 - 面白いです！もっと評価されるべき！！ (2019年10月25日 17時) (
レス) id: ee8e84d10b (このIDを非表示/違反報告)
Maa(プロフ) - Azさん» 読んでいただきありがとうございます！更新頑張ります(*´-`) (2018年10月9日 15時) (レス) id: 5b07d0752a (このIDを非表示/違反報告)
Az - すごい面白いです！まふまふが縋り付いてくる感じが特に好きです！！！続きが楽しみです更新まってまーす！ (2018年10月8日 21時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maa | 作成日時：2018年10月3日 22時
