42話 ページ43
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さ「さっきAちゃん走ってるの見たで」
『え！？』
あんなに荷物を抱えてダッシュしてるとこ見てたんだ…
って恥ずかしすぎない！？
さ「そんでちょっと心配なってな、
声かけよ思ぅててん」
『そっか…心配してくれてありがとね』
と言うと坂田さんは少し微笑んで
気にせんでええよ、と言った
さ「…あ〜〜、Aちゃん仕事終わったん？
よかったら送ってくで」
『いいよ。もう遅いし』
さ「何かあったらまふ心配するやろうし、な？」
『ん〜……ありがとう』
坂田さんの優しさが心に染みる
さすが彼の友達だなぁ…
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私と坂田さんは会社の出口に向かうために
エレベーターに乗る
坂田さんは私が乗り込むまで扉を抑えててくれた
エレベーターは扉が閉まり下の階へ動き、
少しの沈黙のあと坂田さんは口を開いた
さ「…あんま無理しすぎたらあかんで」
『…大丈夫だよ』
さ「まふもAちゃんも頑張りすぎ。
少しは休んだ方がええよ」
『……私もまふも、今が頑張り時だと思ってるから。
でも心配してくれてるのはすごく嬉しい』
微笑みながら坂田さんを見ると
曇った表情が少し和らいで力無く笑っていた
ポーーーーン
私たちが降りるところではない階に止まった
と言う事は、誰か乗ってくるってことだよね
私と坂田さんは咄嗟にそれぞれ近くの角に寄る
「やぁ〜〜疲れましたね、今日は」
「ほんとですね」
大きな荷物抱えた男の人が4人乗り込んできた
ダンボールを持った人、紙袋をたくさん持った人、資料を手にいっぱい持った人
狭くて身動きが取れないとわかり
坂田さんとアイコンタクトを取って
降りるまでそのままの状態で待つことにした
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優華 - 面白いです！もっと評価されるべき！！ (2019年10月25日 17時) (
レス) id: ee8e84d10b (このIDを非表示/違反報告)
Maa(プロフ) - Azさん» 読んでいただきありがとうございます！更新頑張ります(*´-`) (2018年10月9日 15時) (レス) id: 5b07d0752a (このIDを非表示/違反報告)
Az - すごい面白いです！まふまふが縋り付いてくる感じが特に好きです！！！続きが楽しみです更新まってまーす！ (2018年10月8日 21時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maa | 作成日時：2018年10月3日 22時
