4話《いろはちゃん》 ページ4
まふまふside
ボクの家に
ラガマフィンの子猫、いろはちゃんが来ました
ちっちゃくてふわふわしてて
吸い込まれそうなほどのぱっちりした目
ま「わあぁかわい……っ」
天「でしょ？
何かわからないことあったら聞いてね」
いろはを見つめるボクの後ろから
天月くんが覗き込んで話しかけてきた
天「まだ子猫だからいっぱい遊んであげてね」
猫に詳しいからなんでも相談できるし
頼りになる
ま「ありがとう！！
……Aにも早く会わせたいな〜」
天「Aちゃん、また最近忙しいの？？」
ま「まぁ、うん…なかなか会える時間なくてさ」
天「あらら〜？まふくんが寂しがってる」
ま「何その顔、ムカつくよ？」
こんなこと言ったものの、
なかなか時間の作れないこの時期
正直大変だと思うけど、
でも、
ま「A不足で死ぬかも、ボク」
…
『そんな事で死なないでよ(笑)』
…ぇ？
ま「え！？！？Aなんで！！」
天「あ、僕が呼んだ〜
まふくんが寂しさでメンヘラ発言止まんないから
助けてって」
なにそれ。
寂しいのは確かにそうだけど、
また余計なことを…
ボクとAが2人きりになれるように
空気を読んでくれたのか天月君は
早めに帰った
一方、Aと言えば
『いろはちゃんか〜…かわいいっ』
目を輝かせていろはを見ている
予測はしていたけど、いろはに夢中じゃん…
確かにいろはは可愛い
でもボクは
ま「ねぇ…」
…猫に嫉妬しちゃうとか
ま「ねぇAってば！」
『ん？』
ま「…ボクは？
ボクは可愛くない…？」
我ながらあざといぐらいの上目遣い
君が足りなくて、もっと欲しくて
ボクはAの腰に巻きつくように抱きついた
『…んっ。くるしい、まふ…』
ちょっと抵抗しようとしてるけど
ボクも男だよ？
君はボクの力に敵わない
ま「…ごめんA。
今日我慢できなそう。」
『…え？』
君の1番弱い耳に口を近づけて
ま「…………Aのこと食べてもいいですか？」
ビクッとした君がたまに見せる赤い顔
そうその顔
好きで好きで堪らない
ボクは君に依存しているようです
．
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優華 - 面白いです！もっと評価されるべき！！ (2019年10月25日 17時) (
レス) id: ee8e84d10b (このIDを非表示/違反報告)
Maa(プロフ) - Azさん» 読んでいただきありがとうございます！更新頑張ります(*´-`) (2018年10月9日 15時) (レス) id: 5b07d0752a (このIDを非表示/違反報告)
Az - すごい面白いです！まふまふが縋り付いてくる感じが特に好きです！！！続きが楽しみです更新まってまーす！ (2018年10月8日 21時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maa | 作成日時：2018年10月3日 22時
