第35話 ページ10
ーAsideー
夕方になり、私は任務のために都内の某歓楽街に来ているのだが
「おねーさん一人??良かったら一緒に飲まない?」
『ごめんなさい、人待ってるんで』
七海の乗っている車が軽い渋滞にハマっているらしく到着が遅れると連絡が来たのはついさっき
近くで待ってるかぁと現場の入り口付近で待っていたらすんげぇ下手くそなナンパにあった
任務の難易度的にはそんなに高くなくて、ただこんな風に一般人に絡まれて任務の邪魔をされないように歓楽街の任務は出来るだけ男女ペアで行動するよう配慮がされている。
そういうこともあり、歓楽街内での任務は基本私と七海が引き受けている
成人でかつ同期だから初対面で組む術師同士よりも恋人のフリが自然なのだ
「えーお姉さんすごくタイプだからちょっとだけでも」
としつこく絡んでくるナンパ野郎。いっそのこと〇玉引きちぎってやろうかしら
『いや、私はタイプじゃないんで』
どんなにあしらってもしつこいナンパに嫌気がさし、いよいよ堪忍袋の緒が切れるところで
七海「私の恋人に何か?」
ナンパ野郎の後ろから遅刻の七海が声をかけた
ナンパ野郎は自身より背が高く、さらに体格の良い七海にビビッて一目散に逃げて行った
『遅いよ七海!何のために合同任務になってるのか分かってるでしょ。これじゃ意味ないんだけど』
七海「すみません、思ったよりも道路が混雑してたもので」
『とりあえずさっさと終わらせて飲みに行くよ』
七海「食事だけじゃなかったんですか?」
『不快な気分になったから酒を飲んでチャラにしたいの』
勿論、七海奢ってくれるよね?と言う
七海「メンテナンス代と考えれば安いので勿論いいですよ」
それに貴女どちらかと言うと下戸ですしと言う。一言余計じゃ!
合流してすぐ現場へ赴き、恙なく任務は遂行された
1級が二人もいりゃそりゃそうだ
『いえーい終わった』
七海「予定より15分ほど早く終われましたね」
担当の補助監督にこのまま直帰することを伝え、補助監督は高専へ戻っていった
七海「それじゃあ飲みに行きましょう」
『やった〜!行こう行こう』
と私たちはよく通う居酒屋へ向かうのであった
280人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あーすー(プロフ) - ぽちゃまるさん» コメントありがとうございます!!本当にうれしいです!!頑張ります!! (9月26日 18時) (レス) id: abc104f6c6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃまる(プロフ) - 初コメント失礼します。控えめに言って最高すぎますうわぁぁん😭😭 私の大好きなブルーロックと呪術廻戦の合併作なんて…思いつかなかった!!これからも、見続けます!頑張ってください!!応援してます! (9月25日 18時) (レス) @page6 id: 196c2a275c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あーすー | 作成日時:2023年9月25日 11時