【呪術廻戦】糸師兄弟の年の離れた姉は呪術師【ブルーロック】2

第68話 ページ44

ーカイザーsideー

ｶｲｻﾞｰ「あんた糸師冴の親族だったのか」

確かによく見ると顔がクソそっくりだな

『あらカイザー君も冴のお友達だったのね〜』

あの子色んなところにお友達いるのね〜と呑気に床や壁を修復していくA

いや、友達ではないんだが

恩人の前でそんなこと言えるはずもなくただ施設が修復されていく様子を見ていた

すると

虎杖「Aちゃん先生！ごめーん！」

と前の方からAの名前を呼びながら走ってくる奴

『どうしたの悠仁？』

虎杖「禪院先輩とサッカーしたらゴールネットに穴空けちゃった！」

どうサッカーしたらゴールネットに穴が空くんだ？

『はいはい、今直すからね』

虎杖｢マジでごめん！｣

と向かった先はドイツ棟

ｶｲｻﾞｰ「本当にネットに穴が空いてやがる・・・」

ネス「何があったらこうなるんですか」

ドイツ棟で他の棟の奴らと高専生でサッカーをしていたらしいのだが

パンダ「真希のシュートで穴が空いちゃったんだよな」

狗巻「しゃけ」

真希「余計なこと言うな馬鹿！このネットがもろいんだろ」

まさかのネットを破ったのは女

ｶｲｻﾞｰ「本当にあの女がネット破ったのか？」

と近くにいた蘭世に聞くと

黒名「本当本当・・・それもヤバかったが高専生の身体能力自体が化物だ」

虎杖なんて50ｍ3秒で走るらしいぞと言った

なんでそんな奴がサッカーとは言わずスポーツしないで呪術師やってるんだよ

『真希と悠仁は気を付けないとだめでしょ〜』

と先ほどのように触れただけでネットが元通りになる

潔「すげぇ・・・直った」

と驚く奴ら

『仲良くサッカーするのは良いけどあまり迷惑かけちゃだめよ』

とため息をつくA

高専生「「はーい/しゃけ」」

ん・・・？しゃけ？俺の翻訳機の調子が悪いのか？

何て思っていると

『これで全部直したはずだからお終い。ねぇ、誰か凛がどこにいるのか知らない？』

と聞く

ロキ「凛君ならフランス棟だと思いますよ」

『ありがとう。凛に刀の鞘袋預けててね、それにせっかく5年ぶりに会ったからちゃんと話さないといけないしね』

良ければ案内してくれる？と言うA

虎杖「先生5年も会ってなかったんだ」

と言われると

『上が休みくれないんだよねぇ。万年人不足だし』

と苦笑い

なるほど、呪術師はブラックなんだな

ロキ「僕で良ければ案内しますよ」

とロキの言葉に

『お願いします』

と頷き二人はドイツ棟を離れるのであった

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