【呪術廻戦】糸師兄弟の年の離れた姉は呪術師【ブルーロック】2

第45話 ページ21

ーAsideー

七海「監視カメラの分析の結果、各棟に一級呪霊が1体。そして行方不明の4人を攫ったのは同一の特級でした。そしてそれらを取り巻くように2級以下が少々いますね」

一級が5体に特級が一体。なかなかのカオスね

七海「特級は推察するにこの土地に封印されていた怨霊でしょう。何かの拍子に封印が解けてこの施設へ侵入。他の呪霊はその呪力に引き寄せられたのでしょう」

なるほどねぇ

『私たちを2班に分けて行方不明者救出に1班、1級以下の呪霊討伐に1班で当たるのがベスト。他の選手たちの護衛は五条先輩一人いれば十分でしょう』

七海「それは十分すぎます。」

さて、どう分けるか・・・というものの決まってるんだけどね

『特級は私が行く。中で何かあっても領域があるし、術式で脱出もできる。七海の方に領域対策として恵を置いていくのは確定だから』

七海班・・・真希、恵、野薔薇

A班・・・棘、パンダ、悠仁

『これがベストかな。呪いに耐性があるだろう悠仁、索敵要員にパンダはこっちに必須。逆に呪具使いの真希には恵の影が必須だしね。』

呪霊の腹の中に入るのは確定。それだと野薔薇の術式は空間が狭いので相性が悪いだろう。

七海「そうですね。それでいきましょう。」

七海の集合という言葉に事情聴取をしていた生徒たちが集まり、作戦を伝える。

また、作戦のためには凛を含む他の選手たちにも状況の理解をしてもらう必要があったため、呪術規定に抵触しない程度の情報を開示することを決め、その説明を絵心さんに頼む

そして絵心さんが説明している間、私は”結界内全ての人間が呪霊を視認できる”帳を下ろすのであった

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