【呪術廻戦】糸師兄弟の年の離れた姉は呪術師【ブルーロック】2

第36話 ページ11

ー愛空sideー

愛空「あらー」

BLメンバーとのボウリング勝負で負けたので俺たちが飯を奢るために近くの店に入ったら

『あら偶然。今日はよく会うね』

店のカウンター席でAさんが飲んでいた

愛空「お1人？」

『七海も一緒。今ちょっと電話で席外してるだけ』

すると後ろにいたメンバー達が「誰と話してんの？」と聞いてくるので

愛空「天才ちゃん達のお姉様」

と言うと

蜂楽「あ！もしかしてスタンドにいた？」

と蜂楽が横から覗き「あっ！やっぱり！」と言う

烏「つかあの兄弟、姉ちゃんおったんか」

乙夜「それも超美人じゃん」

ねぇお姉さんっていくつ？彼氏いる？って聞くメンバーもちらほら

『今の子ってませてんね〜』

と流すAさん

愛空「すんません、躾がなってなくて」

と言うのと同時にさらに後ろから声が

七海「おや、愛空君とお友達でしょうか？」

電話から戻ってきた七海さんだ

七海さんを見た瞬間「やっぱり彼氏持ちか〜」と烏や乙夜、閃堂らが落ち込んでいた

こいつら本当に見境ねぇな

『ジャージの子達が冴、私服の子達が凛の知り合い。昨日試合してたんだよ』

とざっくりと俺らを紹介するAさん

七海「そうだったんですね」

『七海も誘おうと思ったんだけど出張で北海道行ってたから歌姫先輩と伊地知連れてった』

凛もね大きくなってたよ〜とまさかの試合の感想じゃなくて成長報告をするAさん

七海「五条さんが知ったら拗ねそうですね」

『五条さんも実は行きたがってはいたんだけど面倒臭いから断った。だから内緒ね』

と念を押している。五条っていう人は知らないな

つか面倒臭いからって連れてこないって五条っていう人何者？

閃堂「あの人も糸師兄弟の知り合い？」

愛空「おう、何ならあの天才ちゃんが自分から連絡先聞きに行くほど信頼してる人だ」

とコソッと閃堂に言うと「マジかよ」と驚いていた

すると店員さんがやって来て俺たちを席に案内する

蜂楽「凛ちゃんたちのお姉ちゃんめっちゃ優しそうだったね！」

千切「それな〜。顔がそっくりじゃなかったら姉弟って言われても気づかねぇよ」

と千切が言うと「それな〜！」と万丈一致するメンバー

あの人クラスター弾の銃弾爆撃で倒せるか分からん化け物に勝てるくらい強いって言ったらどんな反応すっかね

愛空「とりあえず飲み物と飯頼むぞ〜」

とメニューを手に店員を呼ぶのであった

第37話→←第35話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す