第279話 ページ5
ー凪sideー
玲王たちが呪霊に攫われた次の日、現れたのは呪術師を名乗る集団だった
愛空が持っていた御守りから現れた時は
凪(”え、ワープじゃん！？”)
と驚いたけど、一番驚いたのはその呪術師の集団の中に休暇中に会った糸師兄弟のお姉さんとその彼氏さんと思われる金髪の兄ちゃんがいたことだった
すぐに俺たちの事情聴取が始まって、俺とクリスを担当したのは虎杖と名乗った呪術高専の一年生と狗巻(虎杖による紹介)という俺と同い年の二年生だった
その時は一刻でも早く玲王を助けて欲しくて、この人たちの素性は考える暇もなかった
でも
『”2班同時に出ます。走るよ、着いておいで。悠仁、棘、パンダ”』
準備が整ってからの糸師兄弟の姉ちゃん達の動きは迅速で30分もしないうちに玲王たちが救出されたときは呪術師達が救世主に見えた
玲王たちが目が覚めてから高専生たちとサッカーしたけど
凪(”俺達と何も変わんないじゃん”)
術式っていう特殊能力を持っていること以外、俺達と何も変わらない学生だって気づいて世の中にはいろんな人がいるなぁって済ませてた
その後も糸師兄弟の姉ちゃんもといAさんが玲王たちのアフターケアで青い監獄に滞在していた時も玲王の付き添いで遊びに行って、呪術師の話をたくさん聞いた
その時も”呪術師ってかっけ〜”ぐらいで、その仕事の危険性については話半分に聞いていた
けど
凪「”虎杖！！”」
2週間ぶりに再会した高専生は疲弊しきっていて、虎杖は顔に傷を、真希は顔を中心に至るところに火傷を負っていて、俺達非術師と術師の生きる世界の違いを痛感させられた
あの時いた釘崎、狗巻、パンダの所在を聞いたら真希にはぐらかされて
凪(”まって、死んだとかじゃないよね・・・！？”)
と不安に駆られた
試合後にまた死地に向かう虎杖たちを見送って無事を祈る
その後も外国軍に襲撃されたりと色々あったて今に至るわけだけど
凪「ヤバすぎるでしょ・・・・」
新宿一帯はほぼ更地
あの時俺らを護衛した五条さんと元々は虎杖の中にいて、今は伏黒の身体を乗っ取っている両面宿儺の戦いは異次元すぎて、アクッションゲームよりも過激なものだった
だって信号に着地したり、殴っただけでビルが倒壊するなんて普通考えられないじゃん
五条「”3カウントなんて待たずにぶっ殺してやるよ”」
この言葉を皮切りに、どんどん激しくなっていく戦いに俺達は目を離せないのであった
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匿名 - この作品大好きなので、大変だろうですが更新頑張ってください！ (4月9日 17時) (
レス) @page16 id: d4d06fda34 (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 続きが楽しみです。お時間があれば更新頑張ってください！ (2月24日 20時) (レス) @page14 id: 8d01616a60 (このIDを非表示/違反報告)
あーすー(プロフ) - なつさん» ありがとうございます！とてもうれしいです！これからもよろしくお願いします！！ (2月1日 22時) (レス) id: abc104f6c6 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 定期的に一番初めから読み返す大好きな作品です。応援してます！ (1月22日 21時) (レス) id: 3f7ab6a697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーすー | 作成日時：2024年1月3日 18時
