【まふまふ】あのバイト店員でしょ？！

＃40 ページ41

Aside
　
　
「今日の夕食はぁ....ゼリーでいいかもれすね〜」
　
　
　
「めっちゃ酔って、眠いって言ってた次はゼリーですか」
　
　
　
後輩くんの手に引っ張られながら、駅へと近づく
　
　
視界は未だに不安定....後輩くんの顔もよく分からなくなってしまっている
　
　
家までちゃんと帰れますかねぇ？
　
　
　
「あ、そういえばどこの駅で...「離せｯ！！」わっ！？」
　
　
　
「んぅ？」
　
　
　
私は後輩くんから手を離され、体制を崩すものの
　
　
誰かが私を支えてくれたおかげで、倒れるのは避けられた
　
　
　
＿＿＿＿＿＿＿だれ？
　
　
不安定な視界の中、見えたのは高身長で白髪の人だった
　
　
　
「まふくん....れす？久しぶりですね〜」
　
　
　
「Aさん」
　
　
　
「あ、前来たあのイケメンさんかぁ！」
　
　
　
すると、まふくんは私を抱きしめた
　
　
顔を見るとギラリと後輩くんを睨んでいて、まふくんじゃないみたいだ
　
　
　
「Aさんは僕のです、勝手に手を繋いだりしないでくださいｯ！！」
　
　
　
「わぁ〜....」
　
　
　
そしてまふくんは、私をお姫様抱っこして走った
　
　
なんで....そんなに震えてるの？
　
　
　
＿＿＿＿＿＿
　
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「やるなぁ、まふくん」
　
　
　
「まさかこんなに怒られるとは...."姉ちゃん"なに企んでたんだよ」
　
　
　
「いやぁ、あの二人はお似合いでしょ？弟もそう思わない？」

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