ルートが分岐します、ご注意下さい【鬼滅の刃】

堕姫と妓夫太郎 ページ8

『また鬼さんが来た。




それも二人で……兄妹かな？雰囲気がとても似ていたんだよね。




分岐したルートでは、どんな暮らし方をするんだろう……。




兄妹の幸せな記憶だね…』






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「お兄ちゃん！また女の子が虐めてきた！」




「なに…？梅、もう大丈夫だからなぁ…」







泣いている妹の背中をさする兄


なんとも微笑ましい兄妹だった






それこそ、外見に差はあるものの、雰囲気は似ており、冗談なしに兄妹らしい…








「お兄ちゃん、いつまでも私の味方だよね？」








その、不安そうな妹の言葉に、兄が自信満々に頷く







「もちろんだ！なんなら、鬼からだって守ってやる！」







そうして、再び笑い合う



飾ることのない笑顔








梅は美人なため、遊郭に連れ去られそうになる







．







．







「遊郭、か…なんで俺の名前は……」

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